ツールに求められる条件とは?
管理者のミッションのひとつが「障害対応の迅速化」です。調査はその対応のひとつでもっとも時間のかかる部分といえます。例えば、障害発生時に状況を把握するまでの時間をゼロに近づけることができれば、復旧までの時間を大幅に短縮することができます。調査時間を限りなくゼロに近づけるためには以下が求められます。
- 正常時のネットワークの状態をくまなく監視できている
- どこかで異常が出たらリアルタイムに把握できる
- 異常が出た機器を瞬時に特定できる
- その機器の何がどう異常なのかを時系列で確認できる
これができれば、問題が表面化する前にその異常を鎮火させることも可能です。ネットワーク障害がビジネス損失にもつながるという危機意識のある企業のネットワーク管理者は、これらを実現する監視ツールを導入し、企業のネットワークの安定運用を実現しています。
ネットワーク調査を迅速化する監視ツール
ManageEngineが提供するOpManagerもマルチベンダーのネットワークの可視化を短期間で実現できる監視ツールのひとつです。基本的な監視機能の開始まではインストールから10分程度で実現できます。また、特に可視化機能に強く、誰が見てもネットワークの異常を瞬時に把握できる管理画面が特長です。
無料で使えます[機能・監視数 無制限]
例えば、前述した4つのポイントを実現する以下の機能を標準搭載しています。
- 死活(Ping)やSNMPだけでなく、WMIやCLIなどにも対応したマルチベンダー監視機能
- メール通知などの障害監視機能
- ネットワーク構成図による見える化からスイッチポートマッパーまでネットワーク全体の可視化
- ルーターやスイッチ、サーバーのリソース監視
ネットワーク調査がはかどる便利機能
スイッチポートマッパー
スイッチポートマッパーはOpManagerに組み込まれた便利なネットワークツールです。スイッチポートに接続している装置のMACアドレスやその他の重要なパラメーターを素早く表示します。
その他の便利なネットワークツール
OpManagerはPingやTrace Routeなどの重要なネットワークツールもサポートしています。装置の障害に対応するために、OpManagerの各装置のスナップショットページからPingやTrace Routeがすぐに実行できます。
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関連機能
- ネットワーク管理機能
ネットワーク機器を管理する機能について詳細を紹介しています。 - アラート・通知機能
ネットワークの障害管理を簡単に実現する方法を紹介しています。 - レポート機能
ネットワークパフォーマンスを簡単に可視化する方法を紹介しています。