OpManagerのリソース監視機能
ネットワーク監視ツール「OpManager」のリソース監視機能では、SNMPやWMIといった監視プロトコルを用いて、ITインフラのCPUやメモリー、ディスクの使用率などのデータを収集します。 監視に必要な設定はOpManagerが半自動で行い、収集した監視データはグラフやレポートなどを使い、見やすい形で可視化できます。また、収集したデータにしきい値を設定することで、障害検知としてもご利用いただけます。
リソース監視画面
こちらの画面では、監視対象としている装置を一覧することができます。装置名や事前設定したしきい値などを基準にした装置のステータスをグラフィカルに表示します。より詳細な監視データは、こちらの画面から該当の装置をクリックすることで、装置毎の監視画面へ遷移します。
インターフェース監視
こちらの画面は、監視対象毎に準備されている監視画面です。監視プロトコルで取得したリソースに関連するデータ他、装置の情報や死活状態、パケットロス等の情報を1画面で表示します。
監視できる項目
OpManagerのリソース監視機能では、CPU・メモリー・ディスクの各項目について、以下のデータを取得することが可能です。
CPUのメトリクス | メモリーのメトリクス | ディスクのメトリクス |
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しきい値とアラート
リソースの消費度合に応じたしきい値を設定することができます。監視対象をOpManagerに登録する際に、テンプレートを事前に編集することで各装置に自動でしきい値が設定されますが、手動で任意の条件に変更することも可能です。
これらのしきい値は、装置のステータスを色別で表示をする際の基準になったり、アラートを発砲する際の基準になります。 障害検知に活用したり、障害対応の迅速化にご活用いただけます。
しきい値やアラートの設定は、以下のページをご参照ください。
こんな方におすすめ
リソース監視を行うためのツールは様々ありますが、OpManagerは以下のような方におすすめです。
- 手軽にリソース監視を行いたい
- 予算をあまり使わずにツールベースのリソース監視を行いたい
- 誰でも使えるようなツールで行いたい
- リソース監視の設定は、なるべく少ない方がよい