SAML認証を使用したログイン

OpManageにおけるSAML認証

ネットワーク統合監視ツール「OpManager」は、SAML認証に対応しています。

SAML（Security Assertion Markup Language）は、シングルサインオン（SSO）を実現する仕組みの1つで、サービスプロバイダー（SP）とアイデンティティプロバイダー（IdP）の間で認証情報を交換するXMLベースの標準規格です。SAMLを使用することで、共通のログイン情報で複数のアプリケーションにアクセス可能となります。

OpManagerの設定画面からSAML認証を有効にすると、OpManagerにログインする際にIdP側のログインページを表示することが可能です。IdP側でサインインすることで、OpManager独自のログイン不要で製品をご利用いただけます。

OpManagerにおけるSAML認証の構成

SAMLを利用するには、SP(ここではOpManager)とIdPの両方を設定する必要があります。

OpManagerでSAML認証を設定するには、以下の2通りの方法を選択できます。

• SPとIdPの情報を手動で入力して設定
• XMLのメタデータファイルをアップロードして自動で構成

設定方法の詳細については、こちらのユーザーガイドをご参照ください。

サービスプロバイダー(SP)の設定

SAMLを手動で設定する場合、以下のSPの詳細が必要です。

• エンティティID
• アサーションコンシューマーURL(ACS URL)
• SSOログアウトURL
• サービスプロバイダ(SP)証明書ファイル

これらの情報は、OpManagerのSAML設定画面から取得できます。また、IdP側にインポートするためのXMLファイルをOpManager画面上からダウンロードできます。

アイデンティティプロバイダー(IdP)の設定

SPの詳細設定と同様にIdPの詳細設定についても、手動、またはIdP側から取得したメタデータファイルをOpManagerにアップロードすることで設定可能です。

各IdPにおけるOpManagerとの連携方法は、以下のユーザーガイドをご参照ください。

• Okta
• Microsoft ADFS
• Azure SSO
• JumpCloud
• OneLogin

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