ネットワークモニタリングの業務を効率化

ネットワークモニタリングの意味と、リアルタイムに実施する目的とは？

企業や病院、行政サービスを含めたあらゆる組織が、サーバーやルーター、プリンターなどの機器をネットワーク上で管理することがあたりまえになっています。ネットワークモニタリングとは、これらネットワーク上でつながれている機器について、安定した運用を提供するために、定期的な可用性の確認と障害を未然に防ぐために欠かすことができない役割です。また、障害が発生した時には、いち早く復旧作業をすすめるために、障害範囲の把握と問題個所を特定して障害に対応することが求められます。

ネットワークモニタリングをリアルタイムに実施することは、障害の可能性を事前に検知するだけではなく、発生した障害に迅速に対応するための情報を得る有効な手段になります。

リアルタイム監視とリモートアクセスで障害も迅速に対応

障害が発生した際には、どこで何が起こっているのかを把握するために、複数の項目について的確な情報を把握する必要があります。例えば、あるスイッチで高い帯域使用率が発生した場合、ネットワークエンジニアは問題の発生個所の特定、影響範囲の把握、影響範囲に含まれる機器毎の使用率など数値的な状況把握。これらを踏まえたうえで対応策を考えるタスクが同時に発生します。

ほとんどのネットワーク管理者は機器の使用状況を確認するために、コマンドライン上からそれぞれの機器に対してコマンドを送ったり、リモートデスクトップを利用して機器のパフォーマンスを把握するという不便な状況に置かれているかと思います。

一方、ツールを導入することでそういった業務を効率化している管理者も少なくありません。

簡単にはじめられるネットワークモニタリングツール

ManageEngineの提供するOpManagerは、ネットワークモニタリングのリアルタイム監視機能によって、ネットワーク内のデバイス単位で稼働状況をリアルタイムに確認することが可能です。また、ほかのツールを使わずにOpManagerの管理画面から任意のデバイスに直接リモートでアクセスができるので、問題が発生してもより迅速に対応することができるようになります。

ネットワークモニタリング機能

• OpManagerのリアルタイム グラフで確認できること:ダッシュボードを利用したグラフィカルなビュー機能
• 機器ごとのCPU使用率、メモリ使用率、トラフィック、パケットロス、レイテンシ等のリアルタイム統計
• 任意のしきい値を設定したヒートマップによる機器状況の表示
• 管理画面から任意の機器へのリモートアクセス

リアルタイムのトラフィックデータ

リアルタイムのサーバー性能

管理画面上からのリモート接続

管理画面にログインした直後のページにはネットワーク機器ごとの各種項目についてダッシュボードウィジェットを利用して、リアルタイムの稼働状況を把握することができます。

関連機能

• SNMP監視機能
  SNMP監視機能について紹介しています。
• リソース監視機能
  CPUやメモリー・ディスクの状態を監視するリソース監視機能についてご紹介しています。
• トラフィック監視機能
  ネットワークパトラフィックを手軽に可視化する機能を紹介しています。