Webhook通知

OpManagerは、アラートをトリガーとするWebhookの実行に対応しています。
Webhookの設定は、通知プロファイルを通して行います。

設定方法

通知プロファイルにおける、Webhook通知の設定手順は以下の通りです。
通知プロファイルの概要についてはこちら

［設定］→［通知］→［通知プロファイル］ページへ移動します。
右上の［追加］をクリックします。
［Webhookの実行］をクリックします。

以下の通り、Webhookの詳細を設定

項目	説明
Hook URL	WebhookのURL及び、メソッドのタイプを指定します。この時、GET以外のメソッドを選択する場合は、更に以下の詳細を入力します。データタイプリクエストのデータタイプを指定します。ここで、データタイプに"raw"を指定する場合、更に以下詳細を入力します。ペイロードタイプペイロードタイプを指定します。コンテンツbody 指定したペイロードタイプに沿って、リクエストのBodyを入力します。アラートの発生元など、変数を利用する場合はリストアイコンをクリックします。カスタムパラメータ― URLにクエリパラメータを付与する場合に入力します。アラートの発生元など、変数を利用する場合はリストアイコンをクリックします。（例）以下の様にカスタムパラメーターを設定します。（名称：変数） IP Address：$DeviceField(ipAddress) Device Type：$DeviceField(type) Severity：$stringseverity この場合、送信するWebhookのURLは、指定されたクエリパラメーターが付与され、以下のようになります。 https://hooks.app.com/data/sample?ipaddress=$DeviceField(ipAddress)&devicetype=$DeviceField(type)&severity=$stringseverity （変数は実際の内容に置き換えられます。）
リクエストヘッダー	リクエストヘッダーが入力されていない場合は、適切なリクエストヘッダーを入力します。
ユーザーエージェント ※任意	必要に応じて、ユーザーエージェント情報を入力します。
タイムアウト値	サーバーから応答が無かった場合のタイムアウト値を入力します。

［次へ］をクリックします。
通知を行うアラートの条件と重要度を指定します。

例：ファイル監視（監視名A）の警告アラートとそのクリアアラートを通知する場合
1. 「ファイル監視のしきい値に違反したとき」から［ファイル監視A］を選択し［完了］をクリックします。
2. 「アラートのステータスがクリアになったとき」にチェックを入れます。
3. ［通知を行う重要度］で、［警告］を選択します。
［次へ］をクリックします。
フィルター基準または手動で通知対象にする装置またはURLを、以下のいずれかの手順で選択します。

手動

通知対象にする装置またはURLを［使用可能な装置/URL］から［選択した装置/URL］に移動します。

フィルター基準
- インフラストラクチャビュー：通知対象にするカテゴリを選択します。
- ビジネスビュー：通知対象にするビジネスビューを選択します。
- グループ：通知対象にするグループを選択します。
- VMwareデータストア：通知対象にするVMwareデータストアを選択します。

［次へ］をクリックします。
以下の通り、実行方式に関する設定を指定します。

時間帯の設定

通知を行う時間帯を以下から設定します。

［このプロファイルを常時適用］

アラートの通知は常に実行されます。

［このプロファイルを設定した時間帯のみ適用］

通知を行う時間帯と曜日を選択します。
選択した時間外に発生したアラートは通知されません。

「PM20:00から翌日AM5:00まで」のような日付をまたぐ設定をする場合、こちらをご確認ください。

遅延実行の設定

アラートの通知を一定期間遅らせる場合、遅延させる期間を分単位で入力します。
［確認済みのアラートは除外］にチェックを入れると、確認したアラートに対しては、それ以降の通知を停止します。

アラートを手動でクリアした場合、通知は停止しない仕様です。
通知を停止するには、アラートの確認を行ってください。

繰り返し実行の設定

通知を繰り返し行う場合、その実行間隔を分単位で入力します。
繰り返し回数に上限を設ける場合、［繰り返し実行の制限］にチェックを入れて回数を入力します。

アラートの初回の通知は、繰り返し実行の回数には含まれません。
回数を"3"と指定した場合、初回の通知と繰り返し実行（3回）で、計4回の通知が行われます。
［確認済みのアラートは除外］にチェックを入れると、確認したアラートに対しては、それ以降の通知を停止します。

アラートを手動でクリアした場合、通知は停止しない仕様です。
通知を停止するには、アラートの確認を行ってください。
［次へ］をクリックします。
設定内容を確認し、プロファイル名を設定します。
［テスト実行］をクリックし、設定したWebhookが送信されたことを確認します。

テスト実行では、メッセージ変数は変数のまま表示されます。
［保存］をクリックします。