セントラルとプローブ間のデータ同期
このページでは、セントラルとプローブ間で同期されるデータの種類や同期の仕様について説明します。
目次
データ同期の概要
データ同期は以下の2通りで実行されます。
セントラルからプローブ(プル型)
セントラルで発生した設定や更新の内容が、プローブによって取得されます。
プローブからセントラル(プッシュ型)
各プローブで設定の変更や更新が発生すると、その内容がセントラルに送信されます。
データ同期の間隔
データ同期は以下の間隔で実行されます。
セントラルからプローブ(プル型)
セントラル上の全ての変更や更新内容は、各プローブへ1分間隔で同期されます。
プローブからセントラル(プッシュ型)
監視対象のステータス、削除、追加、装置情報の更新およびアラート
即時同期されます。
各種設定項目(例:装置テンプレート、トラッププロセッサー)
5分間隔で同期されます。
監視のアーカイブデータ
1時間間隔で同期されます。
同期されるデータの種類
同期されるデータの種類は以下の通りです。
(〇=同期される、✕=同期されない)
項目 | セントラルからプローブ (プル型) |
プローブからセントラル (プッシュ型) |
---|---|---|
装置テンプレート | 〇 | 〇 |
装置カテゴリ | 〇 | ✕ |
カスタムフィールド | 〇 | ✕ |
ディスカバリールールエンジン | ✕ | ✕ |
インターフェーステンプレート | ✕ | ✕ |
ダウンタイムスケジューラー | ✕ | ✕ |
グループ | ✕ | ✕ |
アラートエスカレーションルール | ✕ | ✕ |
一括設定 | ✕ | ✕ |
パフォーマンス監視 | 〇 | 〇 |
APMプラグインで実行する監視 | 〇 | 〇 |
Windowsサービス監視 | 〇 | 〇 |
VMwareイベント監視 | ✕ | ✕ |
プロセス監視 | 〇 | 〇 |
ファイル監視 | 〇 | 〇 |
フォルダー監視 | 〇 | 〇 |
エージェント監視 | ✕ | ✕ |
サービス監視 | 〇 | 〇 |
URL監視 | 〇 | 〇 |
URLテンプレート | 〇 | 〇 |
イベントルール | 〇 | 〇 |
SNMPトラッププロセッサー | 〇 | 〇 |
Syslogルール | 〇 | 〇 |
スクリプトテンプレート | 〇 | 〇 |
IP SLA監視 | 〇 | 〇 |
通知プロファイル設定 | ✕ | ✕ |
ワークフロー | ✕ | ✕ |
同期される監視データの粒度
監視データは、時間統計データおよび日統計データのみセントラルに送信されます。
統計データの詳細はこちらをご参照ください。