データベース設定とグラフ表示設定
データベース設定
概要
OpManagerは、収集したデータをデータベースに保存し、指定した期間に応じてデータの丸め込み処理やアーカイブを実行します。
[設定]→[一般設定]→[データベース設定]では、保存件数や日数を指定できます。
詳細
各項目の詳細は以下の通りです。
変更を加える場合、各項目の値を変更し、[保存]をクリックします。
項目 | 説明 |
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保存可能なアラート数 (ビルド12.8.272以降は上限の撤廃に伴い削除) |
アラートを保持する最大の数を指定します。 設定の推奨値は10000以下、上限値は20000です。
設定の変更を反映する場合、[保存]をクリック後、OpManagerを再起動します。
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イベントの保存日数 |
イベントを保存する日数を指定します。 設定の推奨値は7日、上限値は999日です。 |
詳細統計データ保存日数 |
詳細統計データは、監視値の生データです。 設定の推奨値は7日、上限値は15日です。
生データ(詳細統計データ)を長期保存する場合は、レポート機能を活用し定期的にExcelファイルで出力していただき、それを別途保存していただくなどの運用が必要です。
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時間統計データ保存日数 |
時間統計データ保存日数は、詳細統計データを1時間単位で平均化したデータです。 設定の推奨値は15日、上限値は90日です。 |
日統計データ保存日数 |
日統計データは、時間統計データを1日単位で平均化したデータです。 設定の推奨値は365日、上限値は3650日です。 |
グラフ表示設定
概要
データベース設定ページ右上の[グラフ表示]から、パフォーマンスデータのグラフ表示で使用できる各統計データの表示期間を指定できます。
"終了"の値に、グラフの表示にその統計データを使用する期間の最大値を入力します。
"開始"の値は、各統計データの終了日に合わせて自動で設定されます。
"終了"の値は、データベース設定の各統計データの保存日数以下である必要があります。
詳細
各項目の詳細は以下の通りです。
変更を加える場合、各項目の値を変更し、[保存]をクリックします。
UIの表記 | 対応する統計データ | 開始日(自動設定) | 終了日 の最大値 |
終了日 のデフォルト値 |
---|---|---|---|---|
詳細 | 詳細統計データ | 1 | 15 | 7 |
毎時 | 時間統計データ | "詳細"の終了日 + 1 | 60 | 15 |
日時 | 日統計データ | "毎時"の終了日 + 1 | 365 | 180 |
なお、パフォーマンスデータのグラフ表示では、以下の条件を全て満たす統計データが、グラフの値として採用されます。
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グラフ表示の対象期間の開始日が、データベース設定のデータ保存日数の値よりも新しい
グラフ表示の全ての対象期間で使用するための統計データを保持している必要があります。 -
グラフ表示の対象期間の長さが、グラフ表示設定の終了日の値よりも短い
複数の統計データが条件を満たす場合は、より粒度の細かい統計データが採用されます。
(例)
データベース設定の"詳細統計データ"の保存日数が10日、グラフ表示設定の"詳細"の終了日が7日に指定されているとします。
このとき、パフォーマンスグラフの表示で指定する期間が最新10日(詳細統計データの保存日数)以内に収まっている、かつ指定した期間の長さが7日(グラフ表示設定の終了日)以内である場合、グラフの値は全て詳細統計データで表示されます。
グラフの表示で指定する期間に最新10日より古い日時が含まれているか、指定した期間の長さが7日を超えている場合、グラフの値は全て時間統計データまたは日統計データで表示されます。
データベース設定の"詳細統計データ"の保存日数が10日、グラフ表示設定の"詳細"の終了日が7日に指定されているとします。
このとき、パフォーマンスグラフの表示で指定する期間が最新10日(詳細統計データの保存日数)以内に収まっている、かつ指定した期間の長さが7日(グラフ表示設定の終了日)以内である場合、グラフの値は全て詳細統計データで表示されます。
グラフの表示で指定する期間に最新10日より古い日時が含まれているか、指定した期間の長さが7日を超えている場合、グラフの値は全て時間統計データまたは日統計データで表示されます。