MSSQLのサービス監視

WMIの認証情報を通して、Windows Server上で稼働するMSSQLに関連するWindowsサービスの稼働状況を監視することができます。

目次

前提条件

装置でMSSQLの監視を行うには、装置に有効なWMIの認証情報が関連付けられている必要があります。

監視できるサービス

MSSQLのサービス監視を利用して監視できるサービスは以下の通りです。

監視する環境によっては、記載されているもの以外のサービスが監視対象に含まれる場合があります。
項目 説明(英語)
MSSQL Server SQL Server service - This is main service of MSSQL server. It shows whether MSSQL server is running or not.
SQL Server Agent SQL Server Agent service - It shows the SQL Server Agent service status.
MS Search Microsoft Search service - It shows the Microsoft Search service status.
SQL Browser SQL Server browser service - It shows the SQL Server browser service status.

監視概要の閲覧

装置に追加したMSSQLのサービス監視の一覧は、装置の概要ページの[監視]→[MS SQLサービス]から確認できます。

MSSQLパフォーマンス監視

また、装置の概要ページの[MSSQL]タブでは、パフォーマンス監視を含むMSSQL監視全般の内容を確認できます。

MSSQLタブ

監視設定

ここでは、MSSQLのサービス監視の設定方法について説明します。

監視の追加

MSSQLのサービス監視の追加方法は以下の通りです。

  1. [インベントリ]でカテゴリを変更する装置をクリックし、装置の概要ページに異動します。
  2. [監視]→[MS SQLサービス]に移動します。
    MSSQLのサービス監視の追加方法1
  3. 画面右上の[アクション]から、[追加 監視]をクリックします。
    追加できる監視項目の一覧が表示されます。
    MSSQLのサービス監視の追加方法2
  4. [インスタンス]から、サービス監視を追加するMSSQLのインスタンスを選択します。
  5. 追加するMSSQLサービス監視にチェックを入れます。
  6. [追加]をクリックします。

監視の削除

MSSQLのサービス監視を削除するには、以下の手順を実施します。

  1. [インベントリ]でカテゴリを変更する装置をクリックし、装置の概要ページに異動します。
  2. [監視]→[MS SQLサービス]に移動します。
    MSSQLサービス監視の削除
  3. 削除する監視にチェックを入れ、[アクション]→[削除 監視]をクリックします。

グラフとレポート

MSSQLのサービス監視の可用性に関する履歴データは、グラフまたはレポートで閲覧することができます。

グラフの閲覧

装置に追加したMSSQLのサービス監視のグラフは、以下の手順で確認できます。

  1. [インベントリ]でカテゴリを変更する装置をクリックし、装置の概要ページに移動します。
  2. [監視]→[MS SQLサービス]に移動します。
    MSSQLサービス監視の編集
  3. グラフを閲覧する監視の[アクション]から、グラフアイコングラフアイコンをクリックします。
  4. サービスの可用性のグラフが表示されます。
    MSSQLサービス監視の可用性

レポートの作成

MSSQLのサービス監視のグラフは、レポートにすることも可能です。

  1. グラフの閲覧の手順を実施します。
    ADパフォーマンス監視のレポート
  2. 以下のいずれかの手順でレポートを作成します。

    レポート


    画面右上の[エクスポート]をクリックし、PDF形式またはExcel形式でエクスポートします。
    PDF形式ではグラフが、Excel形式ではテーブルデータがエクスポートされます。

    スケジュールレポート


    右上の[スケジュールレポート]をクリックし、各種情報を入力しレポートのスケジューリングを行います。
    保存したスケジュールレポート設定は、[レポート]→[OpManager]→[スケジュールレポート]から閲覧できます。

監視の通知

監視しているMSSQLのサービスがダウンした場合、アラートが発生します。
通知プロファイルを設定しておくと、発生したアラート情報を外部に通知することができます。
通知プロファイルの詳細はこちらをご参照ください。

通知プロファイルでの条件設定

監視しているMSSQLサービスのダウンを通知するには、通知プロファイルの条件設定のページで、以下を指定します。

  • [次のMS SQLサービス監視がダウンしたとき]の[選択済み]から、ダウンを通知する監視をチェックして[完了]をクリックします。
  • [通知を行う重要度]で、[サービスダウン]をチェックします。
  • アラートがクリアされた際にも通知を行う場合は、[アラートのステータスがクリアになったとき]をチェックします。
MSSQL パフォーマンス監視の通知
       概要