トラフィック監視

このページでは、インターフェース監視のうち、トラフィック監視の詳細についてご説明します。

目次

トラフィック監視の種類

トラフィック監視では以下の項目を監視します。
インターフェースの概要ページ内の[インターフェースグラフ]タブと[監視]タブから確認できます。

  • 送信/受信/送受信合計トラフィック(bps)
  • 送信/受信エラー(Packets)
  • 送信/受信廃棄パケット(Packets)
  • 送信/受信/送受信合計インターフェース帯域使用率(%)

トラフィック監視の仕様

トラフィック監視では、標準MIBのうちインターフェースに関する情報を保持するOIDを参照し、参照した値を元にデータを算出します。
使用するOIDや計算式の詳細はこちらをご確認ください。

トラフィック監視の監視間隔

トラフィック監視の監視間隔は以下の方法で変更できます。

インターフェース単体で実行

  1. [インベントリ]→[インターフェース]より、監視間隔を変更するインターフェースをクリックします。
  2. 画面右上のハンバーガーアイコンハンバーガーアイコンをクリックします。
  3. [しきい値設定]をクリックします。
  4. [監視間隔(秒)]に秒数を入力し[保存]をクリックします。
トラフィック監視の監視間隔

複数のインターフェースで一括で実行

インターフェーステンプレート設定より、インターフェースタイプまたはインターフェースグループごとに設定します。

トラフィック監視のアラート

トラフィック監視では、以下のいずれかの条件を満たした場合にアラートを発報します。

  • しきい値違反を検知した場合
  • 送信/受信インターフェース帯域使用率(%)が100%をこえた場合
送信/受信インターフェース帯域使用率(%)が100%をこえた場合にアラートが不要な場合、
[設定]→[一般設定]→[システム設定]→[クライアント設定]より、[インターフェースの帯域が設定速度を超えればアラート]で[無効]にチェックを入れて[保存]をクリックします。

トラフィック監視のしきい値設定

トラフィック監視では、以下の3つの項目についてしきい値を設けアラートを発報することができます。

  • 使用率(%)
  • エラー率(%)
  • 廃棄率(%)
しきい値の設定が不要な場合は、チェックボックスのチェックを外してください。
このチェックを外しても、トラフィック監視は停止しません。

しきい値の設定方法

しきい値の設定方法は以下の通りです。

インターフェース単体で指定

  1. [インベントリ]→[インターフェース]より、しきい値を変更するインターフェースをクリックします。
  2. 画面右上のハンバーガーアイコンハンバーガーアイコンをクリックします。
  3. [しきい値設定]をクリックします。
  4. [使用率(%)/エラー率(%)/廃棄率(%)]でそれぞれしきい値を設定に秒数し[保存]をクリックします。
トラフィック監視のしきい値設定

複数のインターフェースで一括で実行

インターフェーステンプレート設定より、インターフェースタイプまたはインターフェースグループごとに設定します。

しきい値違反の回数とアラートの発報に関する設定

しきい値違反を連続で検知した場合のみアラートを発報させる場合は、以下の設定を行います。

インターフェース単体で指定

  1. [インベントリ]→[インターフェース]より、有効化/無効化するインターフェースをクリックします。
  2. 画面右上のハンバーガーアイコンハンバーガーアイコンをクリックします。
  3. [しきい値設定]をクリックします。
  4. [しきい値を次の回数連続で違反したときにアラートを作成]の横に数値を入力し[保存]をクリックします。
トラフィック監視のアラート連続回数指定

複数のインターフェースで一括で指定

インターフェーステンプレート設定より、インターフェースタイプまたはインターフェースグループごとに設定します。

トラフィック監視の通知設定

トラフィック監視で発報したアラートを外部に通知する場合、以下の方法で通知設定を行います。

しきい値違反のアラートを通知する場合

装置単位で設定

ある装置配下の全てのインターフェースで発報されたアラートを通知対象にする場合、一般通知プロファイル設定の条件指定で以下の2つの条件を選択します。

  • [インターフェースまたはスイッチのポートに問題があるとき]
  • 通知対象とする重要度

また、アラートクリア時にも通知を行う場合、[アラートのステータスがクリアになったとき]を選択します。

インターフェースステータス監視の通知条件
インターフェースステータス監視の通知条件2

インターフェース単位で設定

ある装置配下の特定のインターフェースで発報されたアラートを通知対象にする場合、装置固有の通知プロファイル設定の条件指定で以下の2つの条件を選択します。

  • [インターフェースまたはスイッチのポートに問題があるとき]から通知対象とするインターフェース名
  • 通知対象とする重要度

また、アラートクリア時にも通知を行う場合、[アラートのステータスがクリアになったとき]を選択します。

インターフェースステータス監視の通知条件3

送信/受信インターフェース帯域使用率(%)が100%をこえたときに発報するアラートを通知する場合

装置単位で設定

ある装置配下の全てのインターフェースで発報されたアラートを通知対象にする場合、一般通知プロファイル設定の条件指定で以下の3つの条件を選択します。

  • [インターフェースまたはスイッチのポートに問題があるとき]
  • [インターフェース帯域が設定値を超えると、アラートがあがります]
  • 重要度の[警告]

また、アラートクリア時にも通知を行う場合、[アラートのステータスがクリアになったとき]を選択します。

インターフェースステータス監視の通知条件4
インターフェースステータス監視の通知条件5

インターフェース単位で設定

ある装置配下の特定のインターフェースで発報されたアラートを通知対象にする場合、装置固有の通知プロファイル設定の条件指定で以下の3つの条件を選択します。

  • [インターフェースまたはスイッチのポートに問題があるとき]から通知対象とするインターフェース名
  • [インターフェース帯域が設定値を超えると、アラートがあがります]
  • 重要度の[警告]

また、アラートクリア時にも通知を行う場合、[アラートのステータスがクリアになったとき]を選択します。

インターフェースステータス監視の通知条件6