ポート番号の設定

OpManagerの監視で使用するポートの設定手順を記載します。

設定で変更できないものも含む、OpManagerが使用する全てのポートの一覧はこちらをご参照ください。

目次

SNMPトラップの受信ポート

デフォルトの設定

  • プロトコル:UDP
  • ポート番号:162
  • 通信方向:受信

ポートの変更方法

  1. [設定]→[監視]→[SNMPトラッププロセッサー]→[トラップ設定]に移動
  2. "トラップポート"でポートを変更して保存
    SNMPトラップ設定のトラップポート変更箇所

Syslogの受信ポート

デフォルトの設定

  • プロトコル:UDP
  • ポート番号:514,519
  • 通信方向:受信

ポートの変更方法

  • [設定]→[監視]→[syslogルール]→[syslogポート]に移動
  • "syslogポート"でポート番号を変更して保存
    syslogポートの変更箇所

SSHポート

デフォルトの設定

  • プロトコル:TCP
  • ポート番号:22
  • 通信方向:送信/受信

ポートの変更方法

SSHポートは、認証情報ごとに変更できます。
  1. [設定]→[ディスカバリー]→[装置認証情報]に移動
  2. ポートを変更したいCLI(SSH)の認証情報を選択します。
  3. "高度な設定"を開き、"ポート番号"を変更して保存
    SSHポートの変更箇所

Telnetポート

デフォルトの設定

  • プロトコル:TCP
  • ポート番号:23
  • 通信方向:送信/受信

ポートの変更方法

Telnetポートは、認証情報ごとに変更できます。

  1. [設定]→[ディスカバリー]→[装置認証情報]に移動
  2. ポートを変更したいCLI(Telnet)の認証情報を選択します。
  3. "高度な設定"を開き、"ポート番号"を変更して保存

Webサーバーポート

デフォルトの設定

  • プロトコル:TCP
  • ポート番号:8060
  • 通信方向:送信/受信

ポートの変更方法

Webサーバーポートの変更方法は、こちらをご参照ください。

SNMPポート

デフォルトの設定

  • プロトコル:UDP
  • ポート番号:161
  • 通信方向:送信/受信

ポートの変更方法

SNMPポートは、認証情報ごとに変更できます。
  1. [設定]→[ディスカバリー]→[装置認証情報]に移動
  2. ポートを変更したいSNMPの認証情報を選択します。
  3. "高度な設定"を開き、"SNMPポート"を変更して保存
    SNMP認証情報のポート番号変更箇所

Netflowのリスナーポート

Netflowのリスナーポートは、Netflow Analyzerオプションで、Netflowを受信する際に使用するポートです。

デフォルトの設定

  • プロトコル:UDP
  • ポート番号:9996
  • 通信方向:受信

ポートの変更方法

  1. [設定]→[一般設定]→[サーバー設定]に移動
  2. "リスニングポート"でNetflowを受信するポートを指定して保存
    カンマ区切りで最大5つまで指定できます。
    Netflowポートの設定箇所
  3. ポートの設定を変更後、OpManagerを再起動

ファイアウォールログの受信ポート

ファイアウォールログの受信ポートは、Firewall Analyzerオプションで、ファイアウォールのログを受信する際に使用するポートです。

デフォルトの設定

  • プロトコル:UDP
  • ポート番号:1514
  • 通信方向:受信

ポートの変更方法

  1. 画面右上の歯車マークを選択
    歯車マーク
  2. "表示するモジュール"で、"ログ解析”にチェックを入れて保存
    FWAモジュールの有効化
  3. [設定]→[ファイアウォール]→[FWAサーバー]→[syslogサーバー]に移動します。
    FWAのsyslogプロファイル
  4. 画面右上の"追加"から、プロファイル名とポート名を入力して保存
    この設定は、Firewall Analyzerオプションでのログ受信に使用するsyslogポートのみを変更します。
    syslog監視の受信ポートは変更されません。
    FWAのポート変更

MSSQLデータベースの使用ポート

デフォルトの設定

  • プロトコル:TCP
  • ポート番号:1433

ポートの変更方法

  1. OpManagerを停止
  2. コマンドプロンプトを管理者権限で開きます。
  3. <OpManagerインストールディレクトリ>/bin/DBConfiguration.batを起動
  4. "MSSQL"にチェックを入れ、認証やポート情報など、必要な情報を入力して、"OK"をクリック
    DBConfiguration.batのウインドウ
  5. OpManagerを起動