リモートデスクトップ接続

OpManagerに追加したWindows OSの装置に対して、コンソール上からリモートデスクトップ接続を行うことができます。
このページでは、リモートデスクトップ接続の設定や接続方法について説明します。

目次

機能の有効化/無効化

リモートデスクトップ接続は、以下の手順で有効/無効を切り替えられます。
デフォルトでは有効になっています。

  1. [設定]→[一般設定]→[システム設定]→[ベンチマーク]に移動します。
    リモートデスクトップ/ターミナルの設定
  2. [リモートデスクトップ/ターミナル]で、機能を有効にする場合は[有効]、無効にする場合は[無効]を選択します。
  3. [保存]をクリックします。
  4. OpManagerサービスを再起動します。

使用するポート

リモートデスクトップ接続時に使用するポートは以下の通りです。

  • 送信元ポート:7275(変更可)
  • 宛先ポート:3389

送信元ポートは、以下の手順で変更することができます。

  1. OpManagerサーバーに接続します。
  2. ~/<OpManagerホームディレクトリ>/conf/gateway.conf を開きます。
  3. gateway.conf内の以下の行で、リモートデスクトップ接続時に使用する送信元ポートが指定されています。
    port = 7275
    "7275"の部分を、変更するポート番号に置き換えます。以下は、送信元ポートに8285を指定する場合の例です。
    port = 8285
  4. 編集したgateway.confを保存します。
  5. OpManagerサービスを再起動します。

接続方法

リモートデスクトップ接続の手順は以下の通りです。

  1. リモートデスクトップ接続を行う装置の概要ページへ移動します。
    装置の概要ページ
  2. 画面右上のリモートデスクトップアイコンリモートデスクトップアイコンをクリックします。
  3. 接続試行中は"Please wait while connecting..."と表示されます。
    接続が完了するまで、この画面で待機します。
    リモートデスクトップ接続試行中
  4. 接続が完了すると、リモートデスクトップ接続の画面が表示されます。
    リモートデスクトップ接続完了画面

暗号スイートの指定

リモートデスクトップ接続に使用する暗号スイートは、以下の手順で指定することができます。

  1. OpManagerサーバーに接続します。
  2. ~/<OpManagerホームディレクトリ>/conf/gateway.conf を開きます。
  3. gateway.conf内の以下の行で、リモートデスクトップ接続時に使用する暗号スイートを指定できます。
    #cipherSuites = SSL_RSA_WITH_RC4_128_MD5, SSL_RSA_WITH_RC4_128_SHA, ...
    この行の先頭にあるコメントアウト"#"を削除します。
  4. リモートデスクトップ接続で使用する暗号スイートを同じ行で指定します。
    複数の暗号スイートを指定する場合は、カンマ","区切りで記載します。
    cipherSuites =(ここで暗号スイートを指定)
  5. 編集したgateway.confを保存します。
  6. OpManagerサービスを再起動します。