ダウンタイムスケジューラー

ダウンタイムスケジューラーは、指定した期間中に監視対象の監視を中断する機能です。
メンテナンスで監視対象が停止する期間を事前に把握している場合などに有効で、不要なダウンアラートの発生を抑止します。

ダウンタイムスケジューラーの対象の装置は、指定した期間中[管理対象外]のステータスになり、全ての監視が停止します。
ダウンタイムスケジューラーのステータス

目次

  1. 設定方法
  2. 各種アクション
  3. 留意事項

設定方法

ダウンタイムスケジューラーの設定方法は以下の通りです。

ダウンタイムスケジューラー編集ページ
  1. [設定]→[設定]→[装置ダウンタイムスケジュール]ページへ移動します。
  2. 右上の[スケジュール追加]をクリックします。
  3. スケジュールの[名前]と[説明]を入力します。
  4. スケジュール実行回数を指定します。
    指定方法 説明
    一回のみ 指定した期間中の1回のみ動作します。
    開始日時と終了日時を指定します。
    日次 指定した日から毎日スケジュール実行を行います。
    開始日、開始時刻および終了時刻を指定します。
    週次 週に一度、指定期間のスケジュール実行を行います。
    開始曜日と開始時刻、終了曜日と終了時刻を指定します。
    月次

    日時で期間を設定

    月に一度、指定期間のスケジュール実行を行います。
    開始日時と開始時刻、終了日時と終了時刻を指定します。

    曜日で期間を設定

    月に一度、一日のうちの指定期間のスケジュール実行を行います。
    開始週と開始曜日、開始時刻と終了時刻を指定します。
  5. フィルターよりダウンタイムスケジューラーの対象とするモジュールを指定します。
    指定方法 説明
    カテゴリ 設定対象にするカテゴリを選択します。
    ビジネスビューに割り当て 設定対象にするビジネスビューを選択します。
    グループ 設定対象にするグループを選択します。
    装置 設定対象にする装置を[使用可能な装置]から[選択された装置]に配置します。
    URL 設定対象にするURLを[使用可能なURL]から[選択済みURL]に配置します。
  6. [依存性詳細の表示]より装置の依存性の設定状況を確認します。
    ダウンタイムスケジューラーの対象に依存関係の親装置が含まれる場合、期間中は依存関係の子装置のステータスも[管理対象外]になり、
    子装置の概要ページの[最新アラート]欄に[依存装置 (装置名)使用不能]と表示されます。
  7. ダウンタイム開始時と終了時にメール通知を行う場合、[メール]に宛先メールアドレスを入力します。
  8. [保存]をクリックします。

各種アクション

[設定]→[設定]→[装置ダウンタイムスケジュール]ページで実行できるアクションは以下の通りです。

ダウンタイムスケジューラー一覧

新規追加

右上の[スケジュール追加]から新規ダウンタイムスケジューラーを作成します。

有効化/無効化

[ステータス]カラムのラジオボタンをクリックすることで、ダウンタイムスケジューラーの有効/無効を切り替えられます。
ダウンタイムスケジュールを無効にすると、次回以降のスケジュール実行は行われません。

削除

ゴミ箱アイコンゴミ箱アイコンからダウンタイムスケジューラーの削除が可能です。

編集

作成済みダウンタイムスケジューラーの名前をクリックすることで、設定値の編集が可能です。

留意事項

留意事項は以下の通りです。

  • ダウンタイム中の装置は非管理状態ですが、ライセンス消費の対象になります。
  • ダウンタイム中は当該装置の全ての監視・ポーリングが停止します。監視を継続したままアラートのみを抑止する場合、アラート抑止機能をご利用ください。
  • 進行中のダウンタイムスケジューラーを停止する場合、当該ダウンタイムスケジューラーの編集画面を開き、何かしらの変更を加えて保存することで実行を停止できます。
  • 進行中のダウンタイムスケジューラーのうち、特定の装置で実行を停止する場合、装置を管理状態に手動で変更します。