アラートの抑止

アラートの抑止は、特定の装置に対して監視を継続したまま、一定期間アラートの発生を抑制する機能です。
装置がメンテナンスに入る、あるいは障害が既知である場合などに有効です。

アラートの抑止設定では、装置に対して設定されている監視までは停止しません。
装置の監視を一定期間停止する場合は、ダウンタイムスケジューラーをご利用ください。

目次

設定方法

以下のいずれかの手順で、アラートの抑止を設定できます。

同一装置に対して複数のスケジュールを設定した場合、最後に設定したスケジュールのみ実行されます。

特定の装置のアラートの抑止

特定の1台の装置でアラートを抑止する場合、以下の手順を実施します。

  1. [インベントリ]から、アラートを抑止する装置を選択し、装置の概要ページに移動します。
  2. 画面右上のハンバーガーアイコン ハンバーガーアイコンをクリックして、[アラート抑止]を選択します。

    アラートの抑止
  3. アラートを抑止する期間を選択します。
    日時を指定する場合は、[カスタム]から指定できます。
    アラート抑止の期間設定

複数の装置のアラートを一括で抑止

複数の装置でまとめてアラートを抑止する場合、以下のいずれかの手順を実施します。

インベントリから実施

  1. [インベントリ]に移動します。
  2. アラートを抑止する装置にチェックを入れます。
  3. 画面右上の3点マークマークから、[アラート抑止]を選択します。

    アラート抑止
  4. アラートを抑止する期間を選択します。
    日時を指定する場合は、[カスタム]から指定できます。
    アラート抑止の期間設定

一括設定から実施

  1. [設定]→[設定]→[一括設定]から、[アラート抑止]をクリックします。
    一括設定からアラート抑止
  2. アラートを抑止する装置の選択方法として、以下のいずれかにチェックを入れ、それぞれに対応する操作を行います。
    項目 説明
    カテゴリ アラートを抑止する装置のカテゴリを、[カテゴリ]のプルダウンから選択します(すべての装置を表示する場合は、[すべて]を選択)。
    その後、[使用可能な装置]に表示されている装置のうち、アラートを抑止する装置を[選択済みの装置]に移動します。
    ビジネスビュー アラートを抑止する装置が属するビジネスビューを選択します。
    選択したビジネスビューに属するすべての装置でアラートが抑止されます。
    グループ アラートを抑止する装置が属するグループを選択します。
    選択したグループに属するすべての装置でアラートが抑止されます。
  3. [期間]より、アラートを抑止する期間を選択
    日時を指定する場合は、[カスタム]から指定できます。
    一括設定からアラート抑止
  4. [保存]をクリックして保存します。

アラートが抑止されている装置の確認

アラートが抑止されている装置の概要ページで、画面右上のアラートアイコンアラートアイコンをクリックすると、アラートが抑止される期間が表示されます。

アラート抑止の確認

アラートが抑止されている装置の一覧は、[レポート]→[OpManager]→[システムレポート]の[抑止装置]レポートより確認できます。

抑止装置レポート