VMwareイベント監視

VMwareイベント監視は、VMware環境で発生するイベントを監視する機能です。
ディスカバリーしたvCenter/ESXサーバー上で発生したイベントに基づいて、OpManager上でアラートを発報することができます。

目次

• イベントの追加
• イベントの適用
• アラートの重要度の編集
• イベントの削除
• アラートの通知

イベントの追加

VMwareの代表的なイベントは、あらかじめOpManagerに監視対象として追加されており、［設定］→［監視］→［VMwareイベント］からその一覧を確認できます。
監視するイベントがOpManager上にない場合、vCenter/ESXサーバーからイベントの一覧を取得し、監視対象として新たに追加できます。
イベントの追加手順は以下の通りです。

［設定］から追加

1. ［設定］→［監視］→［VMwareイベント］に移動します。
2. 画面右上の［追加］をクリックします。
3. ［装置名］で、追加するイベントの参照元とする装置を選択します。
4. 表示されたイベント一覧から、追加するイベント名にチェックを入れて［追加］をクリックします。

装置の概要ページから追加

1. ［仮想化］から、追加するイベントの参照元とするvCenter/ESXサーバーをクリックし、装置の概要ページに移動します。
2. 画面右上のハンバーガーアイコンをクリック
3. ［VMwareイベント］をクリックします。
4. 画面右上の［追加］をクリックします。
5. 表示されたイベント一覧から、追加するイベント名にチェックを入れて［追加］をクリックします。

イベントの適用

OpManager上に監視対象として存在するイベントをvCenter/ESXサーバーに適用すると、そのイベントを検知した際にアラートを発報します。
イベントの適用手順は以下の通りです。

［設定］から適用

1. ［設定］→［監視］→［VMwareイベント］に移動します。
2. 表示されているイベントのうち、適用するイベントにチェックを入れます。
3. 画面右上の［適用］をクリックします。
4. イベントを適用する装置を［使用可能な装置］から［選択した装置］に移動
5. ［保存］をクリックします。

装置の概要ページから適用

1. ［仮想化］からイベントを適用するvCenter/ESXサーバーをクリックし、装置の概要ページに移動します。
2. 画面右上のハンバーガーアイコンをクリック
3. ［VMwareイベント］をクリックします。
4. 画面右上の［適用］をクリックします。
5. 表示されたイベント一覧から、適用するイベント名にチェックを入れて［追加］をクリックします。

アラートの重要度の編集

イベントに基づいて発報されるアラートの重要度は、イベントの種類ごとに変更することができます。
変更手順は以下の通りです。

［設定］から変更

1. ［設定］→［監視］→［VMwareイベント］に移動します。
2. 表示されているイベントのうち、アラートの重要度を変更するイベントの［アクション］配下の編集アイコンをクリック
3. ［重要度］で、アラートの重要度を選択します。
4. ［アクション］の保存アイコンをクリック

装置の概要ページから変更

1. ［仮想化］からアラートの重要度を変更するvCenter/ESXサーバーをクリックし、装置の概要ページに移動します。
2. 画面右上のハンバーガーアイコンをクリック
3. ［VMwareイベント］をクリックします。
4. 表示されているイベントのうち、変更対象のイベント名の［アクション］の編集アイコンをクリック
5. ［重要度］で重要度を選択します。
6. ［アクション］の保存アイコンをクリック

イベントの削除

以下の手順で、監視対象のイベントを削除できます。

［設定］から削除

以下の手順で、OpManagerからイベントを削除できます。
この方法でイベントを削除した場合、全てのvCenter/ESXサーバーで当該イベントの監視が削除されます。

1. ［設定］→［監視］→［VMwareイベント］に移動します。
2. 表示されているイベントのうち、削除するイベントの［アクション］配下の削除アイコンをクリック
3. 表示されるポップアップ上で［削除］をクリックします。

装置の概要ページから削除

以下の手順で、vCenter/ESXサーバーごとに特定のイベントの監視を削除できます。
この方法で削除を行った場合でも、操作を行ったvCenter/ESXサーバー以外のイベントの監視に影響はありません。

1. ［仮想化］から参照するvCenter/ESXサーバーをクリックし、装置の概要ページに移動します。
2. 画面右上のハンバーガーアイコンをクリック
3. ［VMwareイベント］をクリックします。
4. 表示されているイベントのうち、削除するイベントの［アクション］配下の削除アイコンをクリック
5. 表示されるポップアップ上で［削除］をクリックします。

アラートの通知

イベントに基づいて発報されたVMwareイベント監視のアラートは、通知プロファイルを通して外部に通知することができます。
VMwareイベント監視のアラートを通知するには、通知プロファイル設定の条件指定で［仮想マシンに問題があるとき］から［VMイベント（例：VMフェールオーバー失敗、VMの移行に失敗など）］、［通知を行う重要度］で発報されるアラートの重要度を指定します。