syslog監視の設定
syslogルールは、アラート発報の対象にするsyslogを指定するためのテンプレートです。
OpManagerで受信したsyslogが、設定済のsyslogルールの内容に合致した場合、アラートが発報されます。
作成したsyslogルールのいずれにも合致しないsyslogを受信した場合は、アラートは発報されません。
目次
syslogルールの作成手順
syslogルールの作成手順は、以下の通りです。
- [設定]→[監視]→[syslogルール]に移動します。
- 画面右上の[追加]をクリックします。
-
以下の項目を入力します。
アラートを発報させる条件の設定
以下の入力項目した設定値に合致するsyslogを受信した場合、アラートが発報されます。
項目 説明 ルール名 syslogルールの名前を入力します。 説明 syslogルールの説明を入力します。 facility 検知対象とするsyslogのfacilityを選択します。 severity 検知対象とするsyslogのseverityを選択します。 マッチさせるテキスト 検知対象とするsyslogメッセージに対し、テキストマッチング形式で条件を指定します。
正規表現を使用できます。詳細はこちらをご確認ください。重要度 発報するアラートの重要度を指定します。 アラートメッセージ アラートメッセージを指定します。
既定で入力される変数「$Message」は、受信したsyslogメッセージの内容に変換されます。発生数 発生数と監視間隔により、アラートを発報させる条件を指定します。
例:発生数を2回、監視間隔を300秒に設定した場合、同一のsyslogメッセージを、300秒間で2回受信した場合のみ、アラートが発報されます。監視間隔(秒) アラートをクリアする条件の設定
以下の入力項目した設定値に合致するsyslogを受信した場合、当該syslogルールで発報したアラートがクリアされます。
項目 説明 facility クリア基準とするsyslogのfacilityを選択します。 severity クリア基準とするsyslogのseverityを選択します。 マッチさせるテキスト クリア基準とするとするsyslogメッセージに対し、テキストマッチング形式で条件を指定します。
正規表現を使用できます。詳細はこちらをご確認ください。 - [保存]をクリックします。
その他のアクション
[設定]→[監視]→[syslogルール]で実行できる各種アクションは以下の通りです。
syslogルールの編集
syslogルールの名前をクリックすることで、syslogルールの編集が可能です。
syslogルールの削除
ゴミ箱アイコンをクリックすることでsyslogルールの削除が可能です。
syslogポートの変更
[syslogポート]よりsyslogの受信ポートを変更できます。
変更した受信ポートを反映するには、OpManagerを再起動する必要があります。
syslogフローレートの確認
[フローレート]よりsyslogのフローレートを確認できます。
syslog転送
[syslog転送]より、syslogを転送できます。
syslog転送の詳細はこちらをご確認ください。