Windowsサービス監視

Windowsサービス監視は、Windowsサービスの可用性と応答時間を監視します。
監視の概要はこちらをご確認ください。

目次

Windowsサービス監視の前提条件

Windowsサービス監視の前提条件として以下をご確認ください。

  1. OpManagerをインストールするサーバーのOSがWindowsである必要があります。
  2. Windowサービス監視を行う対象装置に対してWMI認証で通信ができる必要があります。
  3. WMI認証に用いるユーザーが管理者権限アカウントである必要があります。

Windowsサービス監視の追加

Windowsサービス監視の追加方法は以下の通りです。

装置単体へ追加

  1. [インベントリ]→[装置]より監視を追加する装置をクリックし、装置の概要ページへ移動します。
  2. 装置概要ページ内の[監視]タブをクリックします。
  3. [Windowsサービス]をクリックします。
  4. [アクション]より[追加監視]をクリック

    Windowsサービス監視を1つも追加/関連付けしていない場合

    監視追加1

    Windowsサービス監視を1つ以上追加/関連付けている場合

    監視追加2
  5. 表示されたリストから、追加するWindowsサービスのチェックボックスにチェックを入れ[追加]をクリックします。
  6. 監視追加3

テンプレートとして追加

OpManagerに登録した装置で稼働しているWindowsサービスを監視のテンプレートとして保存することで、
テンプレートを通して複数の装置に対して一括でWindowsサービス監視を追加できます。

  1. [設定]→[監視]→[Windowsサービス]より右上の[追加]をクリックします。
  2. 稼働しているWindowsサービスの一覧を取得する装置名を[装置名]より選択します。
  3. 使用するWMI認証情報を以下より選択、または[新規]より新規作成

    認証情報ライブラリ

    作成済みの認証情報より選択します。

    関連付いた認証情報

    既に装置に適用済みのWMI認証より選択します。

  4. [次へ]をクリックします。
  5. 監視追加4
  6. [サービスが利用できない場合にアラートを生成します]に、連続回数を入力
    例えば2を入力した場合、2回連続サービスの可用性がダウンするとアラートを出力します。
  7. [サービスがダウンした時に次のアクションを実行する]で、以下のいずれかを選択
    サービスの再起動、サーバーの再起動、何もしない
  8. 表示されたリストから、追加するWindowsサービスのチェックボックスにチェックを入れ[保存して関連付け]をクリックします。
  9. 監視追加5
  10. 追加する装置を[使用可能な装置]から[選択した装置]に移動させ[保存]をクリックします。
  11. 監視追加6

Windowsサービス監視の適用

テンプレートとして存在するWindowsサービス監視を装置に適用できます。
Windowsサービス監視の適用方法は以下の通りです。

装置単体で適用

  1. [インベントリ]→[装置]より監視を適用する装置をクリックし、装置の概要ページへ移動します。
  2. 装置概要ページ内の[監視]タブをクリックします。
  3. [Windowsサービス]をクリックします。
  4. [アクション]より[適用監視]をクリックします。

    Windowsサービス監視を1つも追加/関連付けしていない場合

    個別適用1

    Windowsサービス監視を1つ以上追加/関連付けている場合

    個別適用2
  5. 装置に適用するWindowsサービス監視テンプレートのチェックマークにチェックを入れて[適用]をクリックします。
    個別適用3

テンプレートから一括で適用

  1. [設定]→[監視]→[Windowsサービス]より右上の[適用]をクリックします。
  2. [選択サービス]からWindowsサービス監視を選択します。
  3. Windowsサービス監視を適用する装置を[使用可能な装置]から[選択した装置]へ移動し[保存]をクリックします。
    テンプレートの適用

ディスカバリールールエンジンによる適用

ディスカバリールールエンジン機能を利用することで、装置のディスカバリー時に特定の装置にWindowsサービス監視を適用することが可能です。 詳細はこちらをご参照ください。

Windowsサービス監視の削除

Windowsサービス監視の削除方法は以下の通りです。

装置単体で削除

  1. [インベントリ]→[装置]より監視を削除する装置をクリックし、装置の概要ページへ移動します。
  2. 装置概要ページ内の[監視]タブをクリックします。
  3. [Windowsサービス]をクリックします。
  4. 1つずつ削除する場合


    [アクション]カラムのゴミ箱アイコンゴミ箱アイコンをクリックします。
    削除1

    一括で削除する場合


    削除する監視名横のチェックボックスにチェックを入れて、[アクション]→[削除監視]をクリック 削除2

テンプレートから削除

  1. [設定]→[監視]→[Windowsサービス]より削除する対象の[アクション]カラムのゴミ箱アイコンゴミ箱アイコンをクリックします。
  2. 削除3

Windowsサービス監視の編集

Windowsサービス監視の編集方法は以下の通りです。

装置概要ページから編集

  1. [インベントリ]→[装置]より監視を編集する装置をクリックし、装置の概要ページへ移動します。
  2. 装置概要ページ内の[監視]タブをクリックします。
  3. [Windowsサービス]をクリックします。
  4. 編集するWindowsサービス監視の[アクション]カラムの編集アイコン編集アイコンをクリックします。
    編集3
  5. 必要に応じて以下を編集し[保存]をクリック
    • [サービスが利用できない場合にアラートを生成します]に、連続回数を入力
      例えば2を入力した場合、2回連続サービスの可用性がダウンするとアラートを出力します。
    • [サービスがダウンした時に次のアクションを実行する]で、以下のいずれかを選択
      サービスの再起動、サーバーの再起動、何もしない
      表示名とサービス名は編集できません。
      編集4

テンプレートから編集

  1. [設定]→[監視]→[Windowsサービス]より編集対象のWindowsサービス名の[アクション]カラムの編集アイコン編集アイコンをクリックします。
    編集1
  2. 必要に応じて以下を編集し[保存]をクリック([保存して関連付け]についてはこちら
    • [サービスが利用できない場合にアラートを生成します]に、連続回数を入力
      例えば2を入力した場合、2回連続サービスの可用性がダウンするとアラートを出力します。
    • [サービスがダウンした時に次のアクションを実行する]で、以下のいずれかを選択
      サービスの再起動、サーバーの再起動、何もしない
      表示名とサービス名は編集できません。
      編集2

Windowsサービス監視の監視間隔

Windowsサービス監視の監視間隔は、装置の可用性監視の監視間隔に依存します。
そのためWindowsサービス単位での監視間隔の変更はできません。

Windowsサービス監視のグラフとレポート

収集した監視データをグラフまたはレポート形式で閲覧可能です。

グラフの閲覧

グラフの表示方法は以下の通りです。

  1. [インベントリ]→[装置]よりグラフを確認する装置をクリックし、装置の概要ページへ移動します。
  2. 装置概要ページ内の[監視]タブをクリックします。
  3. [Windowsサービス]をクリックします。
  4. [アクション]カラムのグラフアイコングラフアイコンをクリック
  5. グラフ1 グラフ2

レポートの作成

レポートの作成方法は以下の通りです。

  1. [インベントリ]→[装置]よりレポートを作成する装置をクリックし、装置の概要ページへ移動します。
  2. 装置概要ページ内の[監視]タブをクリックします。
  3. [Windowsサービス]をクリックします。
  4. [アクション]カラムのグラフアイコングラフアイコンをクリック
  5. レポート1
  6. レポート出力方法は以下の通りです。

    レポート出力


    右上の[エクスポート]をクリックし、PDF形式またはExcel形式でエクスポートします。
    PDF形式ではグラフが、Excel形式ではテーブルデータがエクスポートされます。

    スケジュールレポート出力


    右上の[スケジュールレポート]をクリックし、各種情報を入力しレポートのスケジューリングを行います。
    保存したスケジュールレポート設定は[レポート]→[OpManager]→[スケジュールレポート]より閲覧可能です。
  7. レポート2

Windowsサービス監視の通知

サービスがダウンした場合、アラートが発報されます。
アラートを外部へ通知する場合、通知プロファイル設定の条件指定で[サービス監視がダウンしたとき]、通知対象とするWindowsサービス名、通知を行う重要度で[サービスダウン]を選択します。
アラートクリア時にも通知を行う場合、[アラートのステータスがクリアになったとき]を選択します。
通知プロファイル全体の設定方法はこちらをご参照ください。

通知条件1 通知条件2