スイッチスタック監視

OpManagerでは、スタック構成のスイッチのスタックトポロジーやステータス、パフォーマンス状況を監視できます。
概要はこちらをご参照ください。

スタック構成の概要ページ

目次

サポート対象装置

サポート対象装置は以下の通りです。

Cisco Switches

  • Cisco Catalyst 37xx Switch Stack
  • Cisco Catalyst 29xx Switch Stack
  • Cisco Catalyst 9200L Fixed Switch Stack
  • Cisco Catalyst 9200R Switch Stack
  • Cisco Catalyst 9300L Switch Stack
  • Cisco Catalyst 36xx Switch Stack
  • Cisco Catalyst 38xx Switch Stack
  • Cisco Catalyst 93xx Switch Stack
  • Cisco Catalyst 35xx Switch Stack

HP Aruba Switches

  • Hewlett-Packard 3800 48G-PoE+-4SFP+ (J9574A)
  • HP Aruba2920-48G-POE+
  • HP Aruba3810M
  • HP ARUBA 2930F 24G 4SFP (L253A)
  • HP Aruba5400R
  • HP Aruba 2930M Switch Stack

スイッチのディスカバリー

ディスカバリー方法は、通常の装置追加と同様です。
また監視の仕様上、SNMP認証情報を使用する必要があります。

スタックスイッチの概要ページ

スタックスイッチの装置の概要ページでは、以下の情報を閲覧できます。

スタック構成の詳細

スタック構成のスイッチをディスカバリーすると、以下の情報を自動で取得して[スタックスイッチ詳細]に一覧表示します。

スタック詳細

役割

スイッチの役割(メンバー/マスター)を表示します。

プライオリティ

各スイッチに設定されたマスター選択の優先度を表示します。

その他

ステータス(OpManager上での管理ステータス)、装置名、MACアドレス、モデルおよびシリアル番号を表示します。

ステータス(スイッチの管理ステータス)

スタックマスター/メンバーの管理ステータスを監視できます。それぞれのステータスの説明は以下の通りです。

項目 説明
待機中(Waiting) 他のスイッチがアクティブになるまで待機していることを示すステータスです。
Progressing マスターの選定またはミスマッチのチェックが進行していることを示すステータスです。
Added スイッチがスタックに追加されたことを示すステータスです。
動作可能(Ready) スイッチが動作可能であることを示すステータスです。
Removed スイッチがスタックから除外されたことを示すステータスです。
Provisioned スイッチが非アクティブであることを示すステータスです。
Invalid スイッチのステータスが不正な状態であることを示すステータスです。
sdmMismatch SDMテンプレートがスイッチでサポートされていないことを示すステータスです。
verMismatch マスターとメンバー間でOSのバージョンのミスマッチが発生していることを示すステータスです。
featureMismatch マスター上で設定している機能が、メンバーでサポートされていないことを示すステータスです。
newMasterInit マスターが変更される際に、初期化処理などの待機を行っていることを示すステータスです。

センサー情報

[スタックスイッチセンサー情報]では、ファン・電源・温度・電圧センサーなどの、スイッチスタックに関連するハードウェアセンサーのステータスを表示します。

スタックセンサー情報

スタックトポロジ

[スタックトポロジ]では、スイッチ間のデータポートの接続および各スイッチのステータスを確認できるトポロジーマップが表示されます。
スイッチのステータスやスイッチ番号・役割などを検知し、自動で最新の状態を描画します。
描画されたスイッチ上にマウスオーバーすることで、スイッチの概要を確認可能です。

スタックトポロジー
       概要