PAM360のZoho Flowとの統合は、どのように役立ちますか?
PAM360のZoho Flowとの統合により、RESTful APIでのPAM360ワークフローオートメーション機能が強化されます。.この結果、ユーザー管理、アカウント管理、および特権リソースのセキュア共有等のタスクに対するサーポートが強化されます。ユーザーは、この強力な組み合わせを活用し、より生産的でセキュアな特権アクセス管理ワークフローに対応できます。
この統合が組織のリアルタイムワークフローオートメーションの実現にどのように役立つかの詳細は、この先をお読みください。
下のシナリオがある組織について考えてみましょう -
- 部門、宛先およびチーム要件にあわせて、多様な特権リソースを共有する大勢の従業員。
- 組織は、人事ツール(Zoho Peopleを想定)を使用し、データ管理を行い、PAM360で ITアセットと特権リソース管理に対応します。
組織要件 -
- 新たに組織に加わった従業員を、各ユーザーグループで、PAM360のユーザーに追加する必要があります。
- 組織により高い役職で参加する人材は、PAM360のユーザーとして追加し、特権リソースで共有する必要があります。
- サードパーティベンダーのユーザーは、PAM360のユーザーとして追加し、限定期間中関連リソースで共有し、アクセスは許可された期間以外は取り消す必要があります。
上のシナリオでは、人事部とIT担当者にとって、新規で加わった/サードパーティユーザーへのリソースとアカウントを統括するのにたいへんな手間がかかります。ここで、PAM360のZoho Flowとの統合が功を奏します - これで、組織のニーズや要件にあわせて、リソース割り当て全体と取り消しタスクが自動化されます。
1.ワークフローをZoho Flowで作成する前提条件
- Zoho Flowエージェントのインストールが必要です。
- PAM360と各アプリケーション(ここでは - Zoho People)は、Zoho Flowアプリケーションに接続として追加する必要があります。
2.ワークフローのZoho Flowでの作成
- Zoho Flowアプリケーションのマイフロータブに移動し、 [+CREATE作成]をクリックします。
- 表示されるウインドウで、[統合フロー]を選択し、[次へ]をクリックします。
- 表示されるウインドウで、フロー名、場所パスおよび説明等、フローについて必要な基本情報を入力し、[作成]をクリックします。
- これで、フローが正常に作成され、フローの異なる3つのタブにアクセスできるようになります:
- サマリ - ここでは、各日付、タイムスタンプ、おおび実行ステータスのフロー実行のリストが表示されます。
- ビルダ - ここでは、このフローでPAM360と他のアプリケーションで自動化する必要があるタスクを作成します。
- 履歴 - ここには、各入力と出力詳細とあわせて、各間隔で実行したフローの包括情報が表示されます。
- サマリ - ここでは、各日付、タイムスタンプ、おおび実行ステータスのフロー実行のリストが表示されます。
- ビルダウインドウからフローを作成するには、アプリにある[構成]をクリックします。要件にあわせてスケジュールトリガーを構成することもできます。
- スライドして表示される新しいページで、PAM360を接続して自動化ユーザー管理機能に対応するアプリケーション(ここでは - Zoho People)を選択します。
- Zoho PeopleとPAM360との間のユーザー管理に必要なトリガータイプ(ここでは - 作成または更新したレコード)を選択します。
- 次に、前に作成したZoho People接続を選択し、可変名を入力、Zoho Peopleアプリケーション(ここでは - Employee).から必要なフォームを選択します。
- 続いて、左ペインのアプリとロジックセクションを使って、フローを状況にあわせて作成し、右端上のトグルボタンを使ってフローを切り替えます。
フロー作成についての詳細は、Zoho Flow articles記事を参照してください。
3.上のフローは、前述のシナリオで、どのように機能しますか?
新しいユーザーがZoho People Employeeフォームデータに追加されると、フロートリガーが起動します。フローの決定ロジックにあわせて、ユーザー部門をチェックします。必要な条件が満たされた場合、ユーザーは、PAM360に追加され、フロー属性構成にあわせて、関連すうr特権リソースと共有されます。
下の画像は、要件にあわせて、各タスクの属性をフローにマッピングするサンプル基準を示します。
同様に、このシナリオで表示されたとおり、組織は、PAM360-Zoho Flow統合をZoho Flowの各種利用可能なアプリケーションで使用でき、利用可能なワークフローオートメーション方法を使って、膨大な人的作業の介入を削減するフローを作成します。