PAM360のインストール
以下のうちニーズに最適なインストール手続きにしたがって、PAM360をインストールします。お使いのオペレーティングシステムでインストールを開始する前に、条件が満たされているか確認してください。各コンポーネントおよび機能についての詳細は、基本要件ドキュメントをチェックしてください。
このドキュメントでは、PAM360をお使いの環境で別のオペレーティングシステムにインストールする手順ごとの手続きを学びます。リンクそれぞれをクリックするか、このドキュメントの各セクションに移動またはスクロールダウンして詳細をお読みください。
- PAM360のインストール
- 1.1 Windowsの場合
- 1.2 Windows Core Server 2019の場合
- 1.3 Linuxの場合
- サイレントインストール
- PAM360のインストールの転送
1.PAM360のインストール
PAM360 は、WindowsとLinuxの両方のオペレーティング システムにインストールできます。
1.1 PAM360をWindowsでインストールする手順
- ファイルManageEngine_PAM360.exeをダウンロードして実行します。PAM360のインストールウィザードが表示されます。
- インストールウィザードの手順ごとの手続きに従います。
- インストールディレクトリを選択します。デフォルトでは、PAM360がパス"C:\Program Files\ManageEngine\PAM360".にインストールされます。そこで、このインストールディレクトリをPAM360_Home.と呼称します。
- 最後のウィザードでは、次のオプションがあります:
1.2 PAM360をWindows Core Server 2019でインストールする手順
- コマンド"powershell"を実行して、Microsoft Powershellを開きます。
- 次のコマンドを実行して、ビルドをダウンロードします:
start-bitstransfer -source <実行可能ファイルの完全なURL> -destination <実行可能ファイルをダウンロードするフルパス>
例: start-bitstransfer -source https://www.manageengine.com/privileged-access-management/6167/ManageEngine_PAM360_64bit.exe -destination C:\Users\Administrator
- 次のコマンドを実行して、サイレントインストールファイルをダウンロードします:
start-bitstransfer -source <実行可能ファイルの完全なURL> -destination <実行可能ファイルをダウンロードするフルパス>
例: start-bitstransfer -source https://www.manageengine.com/privileged-access-management/help/WindowsPrimaryNonMSP.zip -destination C:\Users\Administrator
- 次のコマンドを実行して、サイレントインストールファイルを抽出します:
Expand-Archive -LiteralPath <実行可能ファイルのフルパス> -DestinationPath<ファイルを抽出するフルパス>
例:Expand-Archive -LiteralPath C:\Users\Administrator\WindowsPrimaryNonMSP.zip -DestinationPathC:\Users\Administrator\WindowsPrimaryNonMSP
- 次のコマンドを実行して、NanoTextエディターをインストールします:
- Set-ExecutionPolicy Bypass -Scope Process -Force; iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1'))
- choco install nano
- 以下のコマンドを実行して、抽出したファイルWindowsPrimaryNonMSP.issを編集します:
nano WindowsPrimaryNonMSP.iss
- 次に、名前、メールID(必須)、電話、会社、国(必須)を編集し、ファイルを保存します。
- 次に、次のコマンドを実行します:
ManageEngine_PAM360_64bit.exe -a -s -f1"C:\Windows\WindowsPrimaryNonMSP.iss" -f2"C:\Windows\WindowsPrimaryNonMSP.log"
PAM360が正常にインストールされました。サービスは自動的に開始されます。
1.3 PAM360をLinux(非ルート)にインストールする手順
- ファイルManageEngine_PAM360.bin for linuxをダウンロードします。
- chmod a+x <file-name>のコマンドを実行して、実行権限を割り当てます。
- 次のコマンドを実行します:./<file_name>。
- ヘッドレスサーバーにインストールする場合は、コマンド(./<file_name> -i console,)を実行します。
- 画面に表示される手順に従ってください。これで、PAM360が、お使いのマシンで、選択された場所にインストールされます。そこで、このインストールディレクトリをPAM360_Home.と呼称します。
2.サイレントインストール
PAM360のサイレントインストールについての詳細は、ここをクリックしてください。
3.PAM360のインストールの転送
PAM360インストールを1つのマシンから別のマシンに移動する場合、あるいは同じマシンの中の別の場所に移動する場合は、下の手続きに従ってください:
3.1 条件
PAM360の既存のインストールは、新しいインストールが正常に機能するまで、削除しないでください。これは、バックアップを確保し、移動中の災害/データの破損を克服するためです。
3.2 必要な手順
- 現在のデータベースのバックアップを取り、PAM360を新しいマシンにインストールします。
- 新規インストールでバックアップデータを復元します。