PAM360データベースパスワードの管理
AES暗号化以外、PAM360データベースは、すべてのインストールで自動生成され一意の個別パスワードで安全保護されています。データベースのパスワードは、 PAM360自体に安全保存されます。PAM360 Serverがアクセスできるいくつかの他の安全な場所でパスワードを保存するオプションもあります。
デフォルトでは、データベースパスワードは、<PAM360インストールフォルダ>/conf/database_params.confに保存されます。データベースパスワードをご自身で管理する選択をした場合、構成ファイルをいずれかの場所で安全に保存し、ファイルの場所をPAM360に命令します。以下の手順に従ってください:
必要な手順
- PAM360をサービスとして起動するには、<<PAM360インストールフォルダ>/conf/wrapper.conf (Windowsの場合) / <PAM360インストールフォルダ>/conf/wrapper_lin.conf (Linuxの場合)に移動し、「Java追加パラメーター]で以下のエントリを編集します
wrapper.java.additional.9=-Ddatabaseparams.file=<full path of the database_params.conf file location>
- PAM360をコマンドラインまたはトレイアイコンから起動する場合は、<PAM360インストールフォルダ>/confディレクトリにあるファイルsystem_properties.conf を編集します。このファイルで、[Splash画面デフォルトプロパティ]で以下のエントリを編集します
databaseparams.file=<full path of database_params.conf file>
注記:
- confファイルを誤って配置した、または失くした場合、PAM360は起動しません。したがって、安全な場所に保存するように注意してください。
- database_params.confファイルのフルパスを二重引用符で囲みます。例. databaseparams.file="C:\Program Files\Manage Engine\PAM360\conf\database_params.conf".