リソースの管理
PAM360の特権リソースとアカウント管理ソリューションには、PAM360インターフェイスからリソースを効率的に管理できる機能の包括的なスプレッドが付いています。既存のリソースのすべてを編集、削除、コピー、およびエクスポートできます。
- リソース詳細の編集 - 編集操作は、検出操作またはファイルから一括でインポートするリソースが関連しなくなるか、正しくない属性を含む場合に便利です。編集操作により、当該のリソースの再インポートの手間が省けます。
- リソースの削除- 削除オプションでは、必要なリソースを順序正しく整理できるように、すでに必要なくなるリソースを削除できます。削除操作は、選択したリソースをゴミ箱に移動するか、完全に削除するオプションです。
- リソースをコピー - お使いのエンタープライズのITネットワークには、プロパティが同じいくつかのリソースが含まれている場合があります。そのすべてをPAM360にインポートする代わりに、それらのリソースの1つを追加し、同じものを複数個コピーすることができます。このプロセスでは、ソースリソースオン属性がすべての複製物に適用されます。編集操作を使って、要件にあわせて属性をいつでも修正できます。複製されたリソースは、ソースリソースから以下の属性も引き継ぎますので、注意してください:
- リソースレベルとアカウントレベルの共有許可。
- ソースリソース用に構成されたアクセスコントロール設定。
- ソースリソースにあるすべてのアカウント。
- ソースリソースの一部であるアカウントのパスワード履歴。
- リソースのエクスポート - PAM360には、安全保存のためオフラインコピーする場合、ソリューションに保存するリソースのパスワードをエクスポートする安全なオプションがいくつかあります。リソース属性をプレイテキストまたはスプレッドシートにエクスポートできます。このようにエクスポートされたファイルには、以下のオプションがプレインテキストで含まれています。リソース名、アカウント名、およびパスyワード。より安全なオプションでは、パスワードを暗号カサれたHTMLファイルにエクスポートします。上記に加え、PAM360は、統合によりDropbox、Box、およびAmazon S3 Services等の複数のクラウドストレージサービスと統合できます。これを使って、暗号されたHTMLファイルを必要なクラウドストレージサービスに直接同期できます。
- 所有権の移転 - リソースオーナーとして、管理者は、所有したリソースで実行できる操作を完全コントロールします。ただし、いくつかのリソースを担当する管理者が組織を離れる特殊な状況では、PAM360には、既存のリソースの所有権を他の利用可能な管理者に移転するオプションがあります。このワンクリック操作で、それらの重要なアセットへのアクセスが失われることはありません。
各トピックについての詳細は、下に一覧表示されたリンクをクリックしてください。