リソースのリモートパスワードリセットの一括構成
PAM360は、幅広いターゲットシステム向けにリモートパスワードリセットをサポートします。リモートパスワードリセットを構成するには、リソースの追加時に管理者認証情報を入力する必要があります。ただし、リソースを一括インポートしている場合、管理者認証情報を各リソースに関連づけるには、各リソースを1つずつ手動で編集する必要があり、手間がかかります。そのため、PAM360には、一括編集オプションがあり、認証情報を入力するリソースを一括で編集できます。
1つ以上のリソースを選択し、選択したリソースについて一括でリモートパスワードリセットを構成できます。選択したリソースの種類すべてについて、リモートパスワードリセットを実行するのに必要な詳細を入力する必要があります。
リソースの一括編集と、リモートパスワードリセットの構成
一括リソース編集機能の基本設計は、同じ構成を特定リソースの種類のすべてのリソースに適用することです。
例えば、20のリソース - 10のWindowsリセットと10のLinuxリソースについて、リモートパスワードリセットを構成するとします。また、Linuxリソースを含む、選択した20リソースのすべてについて認証情報を入力したとします。しかし、認証情報は、10のWindowsリソースにのみ適用され、Linuxリソースには適用されません。ただし、Windowsリソースに認証情報を適用した後、Linuxリソースに認証情報を入力した場合、残りの10のLinuxリソースについて更新されます。そのため、同様の構成のリソースのみを選択したことの確認が必要です。
注記:一括編集操作をすると、選択したリソースの現在のパスワードリセット構成(ある場合)が上書きされます。
リソースのリモートパスワードリセットを一括構成するには:
- [リソース]タブに移動し、希望のリソースを選択して、リモートパスワードリセットを構成します。
- 上部の[リソース操作]をクリックし、ドロップダウンから[リモートパスワードリセットを構成]を選択します。
- 開いた新しいダイアログボックスで、初めに、左側に表示されるリストから、必要なリソースの種類を選択します。
- 選択したリソースの種類に基づいて認証情報を入力します。
- [保存]をクリックします。
完了したら、選択したリソースをすべて、新しい認証情報で更新します。