クラウド版(SaaS)とオンプレミス版の仕様比較

ITサービスマネジメント(ITSM)

利用形態における違いを比較

ManageEngineが提供するITサービスマネジメントツール「ServiceDesk Plus」は、パブリッククラウドサービスであるクラウド版(SaaS)と、自社環境にインストールするオンプレミス版、オンプレミス版のソフトウェアを利用するプライベート・クラウド版をご用意しています。以下の違いや比較情報をご確認の上、要件に合う利用形態をご検討ください。

 
クラウド(SaaS)
プライベート・クラウド
オンプレミス
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利用開始後30日経過すると5オペレーターまでの無料版に自動的に切り替わります
ソフトウェアおよびサービス提供者ゾーホージャパンゾーホージャパンゾーホージャパン
ServiceDesk Plus運用者Zoho Corporationゾーホージャパンの提携業者お客様
サーバー設置場所Zoho Corporation運営のデータセンターゾーホージャパンの提携業者所有のデータセンターなどお客様の施設内やAmazon EC2やAzureなどのIaaS環境
ネットワーク環境インターネットVPN・IPVPN・インターネットなど社内LANやWAN
コストの種類・ServiceDesk Plus Cloud利用費用
・IT資産管理機能を利用する場合はプローブ(資産情報収集サーバー)をインストールするサーバーの費用
・ServiceDesk Plusのライセンス費用と保守サポート費用
・サーバー利用費用
・データセンターのVPS費用とネットワークサービス費用
・運用支援費用(OS/アプリケーションのアップデート作業など)
・ServiceDesk Plusのライセンス費用と保守サポート費用
・サーバーの調達費用とメンテナンス費用
メリット・社外との情報共有が容易
・物理的な投資が不要
・自社での製品アップデート作業が不要
・セキュアな環境でのデータ管理が可能
・物理的な投資が不要
・自社での製品アップデート作業が不要
・セキュアな環境でのデータ管理が可能
・製品アップデートを自社でコントロール可能
デメリット・選べるライセンス形態は年間ライセンスのみ・ソフトウェアのライセンス費用とデータセンター利用費用の両方がかかるためランニングコストが嵩みやすい・物理的な設備投資と所有が必要
・お客様による製品アップデート作業が必要
・社外との情報共有が必要な場合にDMZ環境などの構築が必要

どちらを選ぶべき?クラウド版とオンプレミス版

  • クラウド版とオンプレミス版、実際のところ安価なのはどちらですか?
    年間のライセンス価格はどちらも変わりません。サーバーなどの機器を用意しなくて良い分、年間のライセンス費用はクラウド版の方が安価であると言えます。ただし、利用機能や利用年数によっては、オンプレミス利用の方がトータルコストが安くなります。 次のケースは、オンプレミス版の方が安価になります。 4年以上利用する場合…オンプレミス利用では買い切り型の通常ライセンスを用意しており、4年以上利用する場合は、1年ごとに年間ライセンスを購入するよりも、ツール導入時に通常ライセンスを購入する方がトータルコストが安価になります。
  • 導入までの期間が短いのはどちらですか?
    ソフトウェアのインストールだけを考えるのであれば、あらかじめソフトウェアがインストールされた状態で提供されるクラウド版の方が導入までの期間は短くなります。 ただし、ServiceDesk Plusのオンプレミス版においては、インストールモジュールは1つだけの上に、プログラミングレベルのカスタマイズは不要のため、ソフトウェアが利用可能な状態になるまでの期間にそれほどの差異はありません。ツール導入で時間がかかるのは、インストール作業ではなく業務の整理やツールの設計部分なので、その部分をどれだけ短縮できるかが導入期間の短期化の鍵です。
  • 国内でデータを保持するにはどちらの利用が適当ですか?
    いずれの利用形態であっても国内でデータを保持することが可能です。2022年から日本国内2か所でのデータセンターを運用開始していますので、クラウド版を利用しながら国内でデータを保持することもできます。ServiceDesk Plus Cloudのデータが運用されているデータセンターは、日本、アメリカ合衆国、EUなどに設置されています。
  • データ共有が簡単なのはどちらですか?
    インターネット上にデータを保存するクラウド版の方が、社外や外出先に居る社員など、社内LANのアクセスへ制限が有る対象とのデータの共有が容易です。
  • ツールの運用が簡単なのはどちらですか?
    ツールのアップデート作業やサーバーのメンテナンス作業が不要なクラウド版の方がツールの運用が簡単です。一方、UIの変更や古いバージョンのブラウザーのサポート終了など、大規模なアップデートのタイミングをコントロールしたい場合は、オンプレミス版の利用をおすすめします。
  • ServiceDesk Plusのクラウド版はどのようなユーザーにおすすめですか?
    クラウド版は次のようなユーザーにおすすめです。
    • 外部の協力ベンダーなど、社外のユーザーにもツールへログインさせて利用したいユーザー
    • ツールのアップデート機能をすぐに活用されたいユーザー
    • テレワーク中のユーザーともインターネット経由で手軽にやり取りしたいユーザー
  • ServiceDesk Plusのオンプレミス版はどのようなユーザーにおすすめですか?
    オンプレミス版は次のユーザーにおすすめです。
    • データをセキュアに社内で保管したいユーザー
    • ミッションクリティカルな事業・サービスで利用したいユーザー
    • ツールメンテナンスのタイミングをコントロールしたいユーザー
  • クラウド版とオンプレミス版で機能の違いはありますか?
    はい、利用可能な機能に差異があります。詳しくはこちらをご確認ください。
    ≫ ServiceDesk Plus オンプレミス版 vs クラウド版機能比較
 
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