スケジュール

[レポート]→[NFA]→[スケジュール]
一回(単発)もしくは日次、週次、月次でレポートを自動生成、メールに添付し特定メールアドレスへの送付を実現します。
生成レポートは製品インストールフォルダー内で次のように保存されます。
NetFlow Analyzerインストールディレクトリ/reports/スケジュール名(UTF-8の16進数)/期間開始日時_期間終了日時_標準時地域名/対象名(UTF-8の16進数)
プロファイル(スケジュール)名には英数字のみの利用が可能です。
ビルド番号12.6.288以下の環境ではレポート生成には、iTextAsian.jarが必要です。こちらからダウンロードし、ZIPファイルを解凍してください。
 iTextAsian.jarをOpManager/classesディレクトリーに配置後OpManagerサービスを再起動してください。

※スケジュールレポートを複数作成いただく場合、各スケジュールの実行タイミングに関して5分間以上の間隔を空ける必要があります。
※1スケジュールレポートあたりのインターフェース数または、インターフェースグループ数は、100を超えない範囲での設定を推奨しています。
※100インターフェース以上を紐づけされる場合には検証ベースで運用をご検討いただけますと幸いです。

 

目次
共通操作
スケジュール設定
スケジュールの追加

 

共通操作

作成済みスケジュールの表示項目について、以下よりご案内します。

項目 詳細
プロファイル名 作成したスケジュール名を表示します。
※スケジュール名は変更不可
※プロファイル名左記の▶アイコンから作成済みのレポートを表示可能
説明 作成したスケジュールの説明を表示します。
スケジュール詳細 作成したスケジュールの自動生成タイミング情報を表示します。
ステータス 作成スケジュールの有効状態を確認、変更できます。デフォルトは有効状態(緑色)です。
最新レポート時間 作成スケジュールが最後に実行された日時が表示されます。
※レポート種や生成対象、期間に応じて、レポートの出力がスケジュールから遅延する場合があります。
レポートの作成(作成済みレポート) 作成済み、かつ保存中のレポートを表示します。
アクション メモアイコンからスケジュールの編集を、ゴミ箱アイコンからスケジュールの削除をそれぞれ実行可能です。

 

スケジュール設定

画面右上の[設定]から全スケジュールレポートに関する以下項目の設定が可能です。
※スケジュールレポートの保持期間はストレージ設定から可能です。

項目 詳細
リゾルブIP レポート内のIPアドレスに対する設定した名前解決の有効/無効を設定可能です。
トラフィックグラフのオプション グラフの表示基準をボリューム(容量)/速度/使用率から指定が可能です。
※[パケット(数)]基準は一部レポート(トラフィックレポート)でのみ表示が可能なため、本設定項目には含まれません。
※IF/IFグループ/IPグループのみを対象にしたスケジュールの作成時に、レポートタイプからトラフィックレポートを選択いただくことで、ページ下部の[表示を増やす]から[パケット]を選択いただけます。
添付ファイル形式 自動生成したレポートをメールに付帯させる際の添付方法をZip(パスワード無し)、もしくはPDF/CSVファイルの直添付から指定が可能です。
PDF/CSVファイルの直添付の場合、添付最大ファイル数を5~50から5刻みで選択が可能です。
本設定に関わらず、各プロファイルではどちらの項目も再選択が可能です。
QoS QoSに関連する表示情報の基準をDSCPとToSから選択が可能です。
関連資料 : QoSとは?デフォルト機能によるDSCPの可視化
表示する最大行数 1000~5000から1000刻みに選択が可能です。
IPデータ 表示するIP規格をIPv4とIPv6、もしくは両方から選択が可能です。

 

スケジュールの追加

1.
画面右上の[スケジュールの追加]をクリック

2.
作成するスケジュールレポートの監視対象を以下から選択
インターフェース/IPグループ/インターフェースグループ/アクセスポイント/アクセスポイントグループ/SSIDグループレポート/レポートプロファイル/その他のレポート
※監視対象に依存して、生成できるレポート内容が異なります。例えばインターフェースを指定した場合のみフォレンジクスレポートを指定可能です。

3.
スケジュール名と説明を入力
※スケジュール名は後から変更ができません。
プロファイル(スケジュール)名には英数字とアンダーバーのみの利用が可能です。

4.
レポートタイプを指定

主要なレポートをご案内します。
 ・統合レポート:統合レポートに相当
 ・トラフィックレポート:レポート期間における合計量、最小、最大、平均、標準偏差、95パーセンタイルの詳細、データポイントのリストを表示
 ・アプリケーションレポート:アプリケーションと使用トラフィック量、アプリケーションごとの総トラフィック使用率を表示
 ・送信元/宛先レポート:送信元/宛先IPと仕様トラフィック量、送信元/宛先IP毎の総トラフィック使用率を表示
 ・送信元/宛先ネットワークレポート:送信元/宛先ネットワークとトラフィック量、送信元/宛先ネットワーク毎の総トラフィック使用率表示
 ・QoSレポート:DSCPとそのトラフィック量、DSCP毎の総トラフィック使用率を表示
 ・会話レポート:会話(通信)の詳細情報を表示
 ・会話ネットワークレポート:送信元と宛先ネットワークにもとづいた会話(通信)の詳細情報を表示
 ・比較:比較レポートに相当
 ・カスタムレポート:検索レポートに相当
 ・NBAR2レポート:各NBAR2アプリとそのトラフィック量、全体に対する割合を表示
 ・フォレンジクスレポート:フォレンジクスレポートに相当

5.
レポート形式をPDF/CSVから指定
※一部のレポートタイプではCSVを選択することができません。

6.
スケジュールの実行タイミングを設定
※スケジュールレポートを複数作成いただく場合、各スケジュールの実行タイミングに関して5分間以上の間隔を空ける必要があります。
※[週末の除外]オプションの週末は、土曜日と日曜日を指します。

7.
メール通知オプションを設定
メールサーバー設定が必要です。
 [受信者]:生成したレポートを送付する宛先メールアドレスを入力
 [メール件名]/[メール本文]:送付メールの内容を入力(入力ボックス右側のアイコンから引数の指定が可能)
 [レポート送信方式]:生成したレポートをメールに付帯させる際の添付方法をZip(パスワード無し)、もしくはPDF/CSVファイルのままから指定
          PDF/CSVファイルのままの場合、添付最大ファイル数を5刻みで5~50から選択可能

8.
[保存]をクリック