データベースバックアップ

目次

 

概要

本機能はビルド12.7.198で実装されました。 ビルド番号の確認手順はこちらをご覧ください。
月次、もしくは週次のスケジュールを設定し、製品を停止することなく、PostgreSQLデータベースのバックアップを自動で生成し保管します。

  • バックアップに含まれるデータ
    機能 保存される情報
    トラフィック監視 ローデータ、履歴データ、トラフィックデータを使用するトラフィック情報
    レポート [レポート]配下の設定(お気に入りレポート、スケジュールレポートなど)
    グループ管理 [グループ設定]配下の設定
    アラート通知 [アラートプロファイル]/[通知テンプレート]配下の設定
    ダッシュボード カスタムダッシュボードなどの変更した設定情報
    ユーザー管理 [ユーザー管理]配下の設定
    分散構成 分散構成で収集したトラフィック情報
    セキュリティ [セキュリティ]配下のホワイトリストなど
    Network Packet Sensor [Network Packet Sensor]の配下の設定
    利用帯域課金データ生成 [レポート]→[課金]配下の設定

    1. 推奨のバックアップ方法はこちらです。
    2. 取得したバックアップは以下の情報を含みます。
    3. 取得したバックアップはリストア用のファイルとして利用することが可能です。
    4. システム要件でご案内中のHDD要件とは別に、以下のHDD容量が必要となります。
      追加HDD要件 = ( NetFlow Analyzerインストールディレクトリ/pgsql/dataフォルダーの容量 + 10GB ) × 世代数(後に紹介する「保持するファイル数」)

    • バックアップに含まれないデータ
      • NetFlow Analyzerインストールディレクトリ/配下のlogsフォルダー
      • スケジュール機能で生成されたレポート
      • ライセンス情報(バックアップをリストアする場合、ライセンスの再適用が必要です。)
      • [設定]→[一般設定]→[リブランディング]の設定

    スケジュールバックアップの有効化

     

    設定手順

    1. [設定]→[一般設定]→[データベースバックアップ]に移動します。
    2. 「スケジュールバックアップの有効化」のボタンアイコン(トグルスイッチ)をクリックして有効化(緑色に)します。
      ※再度クリックすることで、機能を無効化(白色に)することが可能です。
      ※一度無効化すると、設定内容が初期化されます。
    3. バックアップスケジュールの基準を「月次」と「週次」から選択します。
    4. 日時を選択します。
      ・「月次」基準の場合は日にちと時刻を、「週次」基準の場合は曜日と時刻を選択します。
      ※日にちは、2月を含む小の月を考慮して、「28」以下もしくは「最終日」を選択することをお勧めいたします。
      ※「31」日を設定した状態で2月28から3月1日に日付が変わる場合、本スケジュール設定は動作しません。
      ※時刻は、業務時間外での設定をお勧めいたします。
    5. バックアップディレクトリを選択します。
      Windowsの例:
      C:\ManageEngine\OpManager\backup
      Linuxの例:
      /opt/ManageEngine/OpManager/backup
      ※指定したディレクトリ(フォルダー)が存在しない場合、以下画像のエラーメッセージが表示されます。
    6. 作成するバックアップファイル用のパスワードを「パスワード」と「パスワードの確認」に入力します。
      ※パスワードは5文字以上で設定してください。
    7. パスワードのヒントを入力します。
    8. 保存するバックアップの最新世代数を1~5で指定します。
      ※世代数を増やすと、HDD要件が世代数分だけ倍加します。
    9. バックアップ失敗時のメール通知が必要な場合「データベースバックアップの失敗時に通知する」のチェックボックスをクリックします。
      ※メール通知はメールサーバー設定の宛先に送付されます。
    10. [保存]をクリックします。

     

    実行時の動作

    バックアップの実行時は、本設定ページに「バックアップ中」のメッセージが表示されます。
    バックアップに必要な時間は環境により異なります。

     

    リストア手順

    リストアの実行時に、全データが一度消失します。その後、バックアップの内容が復元されます。

    1. NetFlow Analyzerを停止します。
    2. 管理者権限でコマンドプロンプトを開き、NetFlow Analyzerインストールディレクトリ/bin/backupに移動します。
    3. RestoreDB.bat(Linuxの場合はRestoreDB.sh)を実行します。
      実行例:
      RestoreDB.bat "C:\backup\FullBackup_20240514153628.ezip"
      bash RestoreDB.sh "/opt/ManageEngine/OpManager/backup/FullBackup_20240503144000.ezip"
    4. パスワードを入力します。
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