Cisco WLCのコンフィグ(NetFlow)
Ciscoのワイヤレスコントローラーは、組織の規模にかかわらず、シームレスなWi-Fiアクセスを確保する上で重要な役割を果たしています。ワイヤレスコントローラーにはNetFlow User Datagram Protocl (UDP)パケットをエクスポートする機能があり、帯域の使用状況の監視やトラフィックシェーピングに活用できます。NetFlow Analyzerは、Cisco WLC(ワイヤレスLANコントローラー)が送付するNetFlowに対応しています。
以下は、Cisco WLCのフローコンフィグの有効化手順例です。
詳細に関しては機器ベンダー様へお問い合わせください。
ステップ1:エクスポーターの設定
- [Wireless]→[NetFlow]→[Expoter]を選択します。
- [New]をクリックします。
- エクスポーター名、 IPアドレス、ポート番号(デフォルト値:9996)を入力します。
- [Apply]をクリックします。
- [Save Configuration]をクリックします。
ステップ2:NetFlow監視の設定
- [Wireless]→[NetFlow]→[Monitor]を選択します。
- [New]をクリックして監視名を入力します。
- 「Monitor List」画面で対象の監視名をクリックし[NetFlow Monitor]→[Edit]を開きます。
- 対象のエクスポーター名とレコード名をそれぞれのドロップダウンから選択します。
- [Apply]をクリックします。
- [Save Configuration]をクリックします。
ステップ3:NetFlow監視をWLANに関連付ける
- .[WLAN]を選択し[WLAN Id]をクリックして[WLAN]→[Edit]を開きます。
- [QoS]タブで「NetFlow Monitor」ドロップダウンから[NetFlow Monitor]を選択します。
- 「Application Visibility」のチェックボックスが選択されていることを確認します。
- [Apply]をクリックします。
- [Save Configuration]をクリックします。
設定後、ファイアウォールまたはルーターのアクセスリストが UDPパケットをブロックしていないことを確認してください。その後、NetFlow Analyzerが装置を検出し、データ収集を開始します。