HP Aruba 2920(J9726A)でのsFlow設定
HP 2920シリーズ スイッチにはsFlowの機能があります。ただし、OOBM(Out-of-Band-Management:帯域外管理)ポートを有効にしている間は、sFlowを使用できません。sFlow設定時は、下記コマンドを参照ください。
- OOBMを無効にします(この設定は、将来のHP Arubaのファームウェア更新で不要になる可能性もあります)。OOBMポートを有効にしたままsFlowを設定しても、フローの送信は行われません。コンソール ポートからログインし、次のコマンドでOOBMを無効にしてください。
no oobm ip address
- 管理用IPアドレスはVLANに設定すれば、sFlowをVLANメンバーの装置に送信できます。
vlan 1 ip address 10.100.64.201/21
- sFlowをお客さまのNetFlow Analyzerサーバーにポイントしてください。デフォルト ポートは、9996です。
sflow 1 destination 10.100.64.135 9996
- データを取得するインターフェース、サンプリング レート、ポーリング間隔を設定してください。サンプリング レートは、50から16,441,700にできます。数値が小さいほど、多数のパケットを収集します。
sflow 1 sampling 23 50
sflow 1 polling 23 20 - write-memoryコマンドで指定内容がstartupコンフィグとして記憶され、リブート後も機能するようになります。