IBM WebSphere MQ監視
IBMのメッセージ指向ミドルウェア(MOM)製品であるWebSphere MQは、主にキューベースのインフラストラクチャを備えています。Applications Managerでは、チャネルやキューなどのMQオブジェクトのパフォーマンス属性を監視することができます。また、WebSphere MQメッセージ・ブローカー のアラート、正常性チェック、および管理操作も簡素化します。
問題となる前にインシデントを解決し、サービスレベルを向上させ、IBM WebSphere MQインフラストラクチャ内のダウンタイムのリスクを軽減することが可能です。
キューマネージャーの監視
- すべてのキューマネージャーのクラスタを検出し、個々のキューと複数のホスト上の複数のキューマネージャーを監視。
- キューの使用率に関する統計値、空きキューの割合などを把握し、問題を引き起こしているメッセージを追跡。
- 最も古いメッセージの経過時間を見つけ、余分なキュー深度を追跡し、キュートラフィックを管理。
チャネル統計の監視
- 特定のキューマネージャーに関連付けられているチャネルに関する詳細情報を入手します。
- チャネルレベルの監視では、チャネルトラフィック(送受信されたバイト数やバッファ数)などのさまざまな属性をグラフィカルに表示します。
- 時間とともに選択されたキューのメッセージ数、伝送チャネルとの間のデータフロー、さまざまな時間間隔の伝送速度および圧縮率を計算。
より多くのMQコンポーネントのパフォーマンスの追跡
- 下記の4種類のリスナーのリスナープロセスのようなMQオブジェクトを追跡して、メッセージングシステムの正常性が監視できます。TCP、NetBIOS、SPX、LU6.2およびセッション数。
- MQサービスの正常性を管理および監視し、サービス統計情報に関するレポートを作成。
- MQ構成の管理 - キュー、メッセージなどの構成、変更、比較
イベントログ
- キューマネージャー、チャネル、およびパフォーマンスの各タイプのイベントに関する詳細情報を取得。
- 特定のイベントが発生したときにイベントメッセージを生成。
- 監査証跡の生成に非常に有用なコマンドおよび構成イベントを監視。
- イベント名、タイプなどを使用して簡単なイベントフィルタリングとイベント検索を実行。
- さまざまな時間間隔でイベント統計のPDFレポートを生成。
ミドルウェアの管理における複雑さの軽減
- プラットフォーム間のミドルウェアのパフォーマンスと自動化を管理。
- 可用性、健全性、および接続時間に基づいてグループ化できるパフォーマンスグラフとレポートを即時に取得。
- 問題の根本原因をより迅速に特定し、パフォーマンスの停止に伴うリスクを最小限に抑える。
- アラートを設定し、インシデントの即時通知の受け取りを有効化し、生産性を維持。
- トレンドを分析して、WebSphere MQ 環境に十分なリソースがあることを確認。
関連する監視
- IBM WebSphere MQのメッセージブローカー
- ミドルウェア監視
- WebLogic Integration監視
- MSMQ監視
- vFabric RabbitMQ監視