まずやるべきはTomcatの状態の把握
Tomcat上で稼働するアプリケーションの停止やパフォーマンス低下は、ビジネスに大きな損害をもたらす原因となります。このため、アプリケーションの停止やパフォーマンス低下をいち早く知る必要があります。また、Tomcatを環境に合わせて適切にチューニングし、停止やパフォーマンス低下を予防することが重要です。
アプリケーションに問題が発生した場合、一般的に以下のような原因が考えられます。
- アプリケーションまでのネットワークの障害
- アプリケーションが稼働するサーバーのダウン
- アプリケーションが稼働するサーバーのパフォーマンス障害
- Tomcatのシステムダウン
- Tomcatのパフォーマンス障害
- アプリケーションを利用するクライアントサイドの問題
確認すべき箇所が多いアプリケーションのトラブル対応は、とても難しい課題と言えます。アプリケーションをとりまく各セクションの担当者にヒアリングする必要もあり、原因特定までのプロセスが煩雑になりがちです。Tomcatのパフォーマンス低下対策のためにチューニングを実施する場合も、どこがパフォーマンス低下の原因であるかを短期間で特定することは容易ではありません。
そこで求められるのが「監視」です。
Tomcat監視を今すぐ簡単に実現できるツール
この課題を解決するため、多くのアプリケーション管理者が監視をツールで行い、停止や遅延の対策を実施しています。ManageEngineが提供するApplications Managerもそのひとつです。Tomcatの監視を自動化し、稼働状況やパフォーマンスを簡単に可視化できます。
無料で使えます[機能・監視数 無制限]
また、Tomcat上で実行されているWebアプリケーションの実行情報やパフォーマンスの状況も把握できます。Tomcatに問題が発生した場合に、即座に管理者にメールで通知し、問題発生と同時にサービスやサーバー再起動、プログラムの実行等の対応自動化を実現することも可能です。
インストールから可視化まで1時間以内
グラフや表は、作りこみの必要がなく、監視登録後、自動で表示されます。Tomcatのパフォーマンスを一目で把握し、問題箇所を特定可能です。また、チューニングを行うべき箇所を特定しやすくできます。
Applications ManagerのTomcat監視でできることは、以下の通りです。
- Tomcat サーバーのパフォーマンスチューニングのための情報収集
- Tomcat サーバーの障害管理
- Tomcat サーバーのキャパシティプランニング
- Tomcat サーバーのパフォーマンスのトラブルシューティング
- Tomcat JVM 監視
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Tomcatのパフォーマンスデータと統計データを簡単算出
Applications Managerの Tomcat監視機能は、以下のデータを計測します。
- 可用性
- サーバーの応答時間の詳細
- Tomcatのメモリー使用量
- Tomcatスレッドの詳細
- 稼働するアプリケーションの詳細
- 1分あたりのTomcat サーバーへのリクエスト数
- 1分あたりのJSPレベルのリクエストと応答時間 など
JVMメモリー使用量、ユーザーセッション数など、パフォーマンスの統計データを監視します。監視するパフォーマンス情報には、しきい値や異常検知機能を設定可能です。設定したしきい値に違反した場合は、即時に管理者にお知らせします。
蓄積したデータは、設定いらずでレポート出力できます。レポートのグループ化や、グループのカスタマイズ、また期間を指定したグラフの出力にも対応しています。
他にも様々なTomcat監視項目を簡単に可視化できます。是非評価版で実際の画面をご覧ください。
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関連機能
- Apacheサーバー監視
WebサーバーApacheの監視機能を紹介します。 - MySQL監視
データベースMySQLの監視機能を紹介します。