PostgreSQLが遅いときに、まずやるべきは情報収集
重要なアプリケーションやシステムのデータベースとしてPostgreSQLを採用している環境で、万が一PostgreSQLに重大な障害やパフォーマンス低下が発生した場合、関連するサービスやシステムの停止など甚大な影響が考えられます。システム管理者はパフォーマンス低下に迅速に気づき、障害発生を未然に防ぐべく、PostgreSQLが遅い原因の代表例や調査すべきパフォーマンス項目を把握しておく必要があります。
アプリケーション性能管理ツール Applications Manager
データベースの監視として代表的な項目としては、以下のような、データベース性能を表す項目が例として挙げられます。
- データベースの応答時間
- キャッシュバッファヒット率
- 実行されたクエリ
- ロック回数
PostgreSQLが遅い原因の代表例
PostgreSQLが遅いと感じる場合によくある原因として、以下が挙げられます。
- スロークエリが発生している
- チェックポイントが多発している
- 実行計画が適切でない
- メモリー設計が適切ではない
PostgreSQLが遅い場合の調査すべき項目例
SQL Serverが遅いときに調査すべき代表的な項目としては、以下が挙げられます。
- データベースの応答時間
- キャッシュバッファヒット率
- 実行されたクエリ
- ロック回数
- メモリー使用量
- ディスクI/O
確認すべき箇所が多いアプリケーションのトラブル対応は、とても難しい課題と言えます。アプリケーションをとりまく各セクションの担当者にヒアリングする必要もあり、原因特定までのプロセスが煩雑になりがちです。PostgreSQLのパフォーマンス低下対策のためにチューニングを実施する場合も、どこがパフォーマンス低下の原因であるかを短期間で特定することは容易ではありません。
そこで求められるのが「監視」です。
PostgreSQLが遅い原因の調査を今すぐ簡単に実現できるツール
この課題を解決するため、多くのアプリケーション管理者が監視をツールで行い、サービスやシステムの停止およびネットワーク遅延の対策を実施しています。ManageEngineが提供するApplications Managerもそのひとつです。PostgreSQLの監視を自動化し、稼働状況や、ディスク使用率・クエリ実行状況、ロックの状況、データベーステーブルサイズなどのパフォーマンスを自動で取得し、簡単に可視化できます。
無料で使えます[機能・監視数 無制限]
例えば、パフォーマンス低下対策のためにチューニングを実施する場合も、どこがパフォーマンス低下の原因であるかをグラフで簡単に調査できます。
PostgreSQLに問題が発生した場合に、即座に管理者にメールで通知し、問題発生と同時にサービスやサーバー再起動、プログラムの実行等の対応自動化を実現することも可能です。
インストールから可視化まで1時間以内
- Applications Managerを使用して、サーバー・アプリケーションサーバー・データべース・ERP・Webサービス・Webトランザクションを監視します。
- 監視追加後に自動でグラフが作成されます。作りこみの必要がありません。すぐにパフォーマンスのボトルネックを調査できます。
- データベース監視により、PostgreSQL データベースサーバーの可用性とパフォーマンスを維持します。
- 自動で24時間365日データベースを監視し、問題が発生した場合はすぐお知らせします。ダウンタイムを短縮し、エンドユーザーの満足度を向上します。
- 一部の機能を除きエージェントレスで監視可能なため、設定や管理が容易です。監視対象に影響を及ぼしません。
PostgreSQL監視項目
- CPU、メモリー、ディスク使用量
- クエリ統計
- バッファー統計
- ロック統計
- 接続統計
- テーブルレベルスキャン詳細
- ディスク使用量詳細
- トランザクション詳細
- インデックススキャン詳細
無料で使えます[機能・監視数 無制限]
アプリケーション独自のデータベースクエリを監視
Applications Managerのクエリ監視機能で、PostgreSQLのSQLクエリのパフォーマンスを監視できます。クエリの応答時間とデフォルトのパフォーマンス統計に加え、カスタマイズしたデータベースのテーブルを監視可能です。
詳細はデータベースクエリ監視の紹介ページをご覧ください。
関連機能
- データベースクエリ監視
独自クエリのパフォーマンスとデータの監視機能を紹介します。 - Apache Webサーバー監視
Webサーバー Apacheの監視機能を紹介します。