Webページ分析

アプリケーションパフォーマンス管理

「軽いWebページ」を実現するにはWebページの分析が近道

近年、Webページの重要度がより一層増しており、顧客満足度や企業への信頼度はWebページの稼働状況に大きく影響を受けるまでになりました。
米調査会社Aberdeen Groupによると、ページ読み込み速度が1秒遅くなるとページビューが11%、コンバージョンが7%、顧客満足度が16%低下するという調査結果が出ています。またAmazonによると、Amazonサイト表示が0.1秒遅くなると、売り上げが1%減少し、1秒高速化すると10%の売上が向上したという調査結果が出ています。

オンラインサービスの利益の向上を目指すには、重いWebページを軽くし、安定稼働させる必要があります。しかし、Webページを安定的に素早く提供するために必要な条件が複数ある中、それを24時間365日絶え間なく人が管理することは困難と言えます。Webページの監視と分析には、専用のツールを用いて効率的に実施することがお勧めです。

ManageEngineのアプリケーション性能管理ツール(APM)「Applications Manager」では、Webページ分析機能を提供しています。Webページが正常に表示されるか・ファイルサイズが適切か・速度が問題ないかなど、Webページのパフォーマンス向上に必要な分析結果を可視化します。
また、ページの表示速度を短縮するルールを基にWebページのどこを改善すればパフォーマンスが向上するかをご提案します。

無料で使えます[機能・監視数 無制限]

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Applications ManagerのWebページ分析機能

Applications ManagerのWebページ分析は、Webページのパフォーマンス向上に必要な指標を監視し、Webページの安定稼働や速度向上のために改善すべき点をご提案します。Applications Managerの組み込みブラウザーにWebページを読み込み、Webページのリアルタイムの状態を可視化します。
Webページ分析では以下の3つを実現します。

  • ページの読み込み時間を監視し、パフォーマンスの低下を検出
    Webページの読み込み時間が長い場合、すぐに管理者にお知らせします。また、パフォーマンス低下の検知と同時にプログラム実行やサーバーやアプリケーションの起動・再起動を行うなどの自動化にも対応します。
  • ページのパフォーマンスをスコア化
    Webページのパフォーマンスをスコア化して表示し、客観的に判断できるようにします。ページスコアが高ければ、ページの読み込み速度が速いことを意味します。この値が低い場合は、速度低下の原因を分析する必要があります。
  • 応答時間の内訳を可視化
    Webページの応答時間の内訳を可視化し、応答時間で時間の掛かっている処理を特定します。Webページの応答時間には、DNS時間・接続時間・最初のバイト受信時間(TTFB)・レンダリング開始・ドキュメント完了・ページ読み込み時間など、さまざまなメトリクスが含まれます。これらの指標を監視することで、応答時間の遅延原因を、サーバーの混雑・リクエストの過多・ネットワークの問題などに細かく切り分けることができます。
Webページ分析のレスポンスタイム表示画面 [Webページ分析/レスポンスタイム]

読み込まれるドメインを管理

各Webページでは、自社ドメイン名や外部ドメインを含め、多くのドメインにリクエストを送信して表示されています。Applications ManagerのWebページ分析機能では、Webページに読み込まれるドメインについても細かく分析します。

  • ドメインごとのリクエスト数
    すべてのドメインには受信できるリクエスト数の制限があります。リクエスト数が増加すると、ページの読み込み時間が長くなり、Webページのパフォーマンスが低下する原因となります。ドメインへのリクエスト数が適切か、意図しないリクエストを送信していないかを確認しましょう。
  • サイズ
    ドメインごとに転送されたバイト数を確認できます。
  • 平均応答時間(ミリ秒)
    WebページURLでリクエストを送信したすべてのドメインから受信した応答の平均応答時間です。この値が増加すると、ページの読み込みが遅くなることがあります。使用している外部サービスなどの応答時間が適切かどうかを確認できます。
  • 平均スループット
    Webページ分析において重要な指標です。スループットの値が高いほど、ウェブページの機能が向上していることを示します。
ドメインごとのリクエスト数・転送バイト数・平均応答時間・平均スループットを表示している画面 [Webページ分析/ドメインの詳細]

Webページのボトルネックとなるコンポーネントを特定

Applications ManagerのWebページ分析では、Webページが処理するリクエストを追跡できます。Webページが処理している負荷を発見し、すべてのリクエストの状況をウォーターフォール形式で可視化します。読み込みの遅いコンポーネントを特定し、ページの読み込み時間を改善するために手を打つべき箇所を特定します。読み込み時間を必要以上に増大させている不要なコンポーネントを削除・変更するなどし、Webページのパフォーマンスを最適化することが可能です。

Webページのリクエスト表示画面 [Webページ分析/リクエストの追跡]

ページ速度インサイトで最適化の機会を発見

ユーザーエクスペリエンス(UX)を向上させるのに役立つページ速度インサイトデータを取得できます。Webページのパフォーマンスを向上させるために必要なルールに照らし合わせてWebページを評価し、Webページのパフォーマンスを分析します。
Webページ全体とWebページの各コンポーネントのページ速度をスコア化し、ランク付けします。スコアは1~100の間で変動します。100は満点、90以上は良好、50~90は改善が必要、50以下は状態が悪いことを表します。 スコアが100未満の場合、ページのパフォーマンスを改善・最適化するためにすべきことをご提案します。

ページ速度インサイトの表示画面 [Webページ分析/ページ速度インサイト]

SSL証明書の管理

Applications Managerでは、Webページで今や必須となったSSL証明書の有効性を監視し、証明書の有効期限が切れる前に管理者にお知らせします。SSL証明書を管理することで、Webページのセキュリティを強化して信頼性を向上します。
証明書が発行された組織やドメイン認証局に関する情報を取得できます。

SSL証明書の有効性監視を表示する画面 [Webページ分析/SSL証明書]

Webページ分析の詳細情報

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