ハードウェア監視の必要性

パフォーマンスを監視する必要のあるビジネス上重要なアプリケーションは、そのアプリケーションが稼動するハードウェアのステータス監視も必須です。何の兆候もなくサーバーに重大な問題が発生し、高額なハードウェアの修理費が必要になることもよくあります。したがって、サーバーのダウンタイムを最小に抑えるためにも、サーバーのハードウェアコンポーネントのステータスやパフォーマンスに注意を払うことが重要です。

Applications Managerのハードウェア監視画面 [ ハードウェア監視画面 ]

システムがオーバーヒートや電圧の問題を引き起こす前に検知する監視ツール

Applications Managerは、VMware ESX/ESXiサーバーハードウェアのセンサー情報の監視をサポートしています。ハードウェアの監視により、事前に問題を検知して解決することが容易になります。プロセッサーの稼動状況、物理ドライブや論理ドライブの障害、冷却装置やファン、電流電圧などの詳細情報の監視により、誤動作しているハードウェアコンポーネントが引き起こした問題を絞り込むことができます。

この詳細情報には、電源、ファン、温度センサー、プロセッサーやメモリーの稼動状態などのメトリックスが含まれます。電源、ファン、温度センサーは、それぞれワット値、パーセント値、摂氏温度で表示されます。

Applications Managerでハードウェアを監視するメリット

  • 単一のコンソール上でアプリケーションのパフォーマンス、サーバー、ハードウェアをまとめて監視できます。
  • ハードウェアの障害を未然に検知することで、障害リスクの可視化ができるようになります。ハードウェア障害の検知が遅れると、ハードウェアの損傷、データの喪失、サーバー上で稼動するアプリケーションの速度の低下を引き起こしかねません。

ハードウェア監視の詳細情報

関連項目