SOAP Webサービスのパフォーマンスやリクエストを監視 

SOAPとは

SOAPとは、ネットワーク内のWebサービスの実装において、構造化された情報を交換するために利用され、拡張性、中立性、独立性が担保されたプロトコルとして、リクエストおよびレスポンスともにXMLフォーマットのデータで通信が行われます。

SOAPを利用したWebサービスの通信を実装するケースとして、複数のOS上で構築された異なるサービスを組み合わせて一つのサービスとして稼働させているケースの様に、比較的規模の大きなシステムではSOAPを利用していることもあるかと思います。

SOAPを利用したサービス指向アーキテクチャの Webサービス監視

[Webサービス管理のフロー]

サービス指向アーキテクチャ（SOA: Service Oriented Architectures）は、部門や業務のことなるWebサービスを統合して一つのサービスにまとめるといった、複雑なプロセスを構築するのに役立ちます。一方、SOAで構築されたサービスを統合して一つのサービスとして稼働させる場合、サービスの一部でスタックが発生すると、結合している他のサービスにも影響が発生するため、十分な監視体制が必要となります。また、監視の範囲は可用性だけではなく、サービスを安定的に稼働させるためのリソース監視も含まれてきます。

Applications ManagerのSOAP Webサービス監視機能は、これらWebサービスの可用性を可視化することで安定したインフラ運用を支えることができるようになります。これらの可視化されたレポートは、商品管理アプリケーションがSLAを守られていることを示す、視覚的な情報として、決裁権者やマネージャー層に提出するよう、求められる場合に役立ちます。

SOAP Web監視の特徴

SOAP Web監視は、単にWebアプリケーションの稼働を監視するだけでなく、可用性やパフォーマンスをレポートやグラフの形で可視化することができます。これらの可視化されたレポートは、商品管理アプリケーションがSLAを守られていることを示す、視覚的な情報として、決裁権者やマネージャー層に提出するよう、求められる場合に役立ちます。

期待できる導入効果

Applications Managerは、Webサービスのレスポンスタイムや可用性を監視します。SOAPオペレーションとSOAPコールの引数も対応しています。Webブラウザーを用いてアクセスするシンプルな操作画面から、たった数分の作業で全体のプロセスの設定とWebサービスの監視を始められます。

• リアルタイムのパフォーマンスと可用性の把握
• トレンドレポートを容易に作成
• 下位互換性の強化
• Web監視をグループ化し、地域情報を追加
• エージェントレス監視でメンテナンス費用を節約
• ITリソース管理の標準化