ファイル監視・ディレクトリ監視とは? ログ監視とは?
ファイル監視、ディレクトリ監視(フォルダー監視)は、指定したファイルやディレクトリ・フォルダーに対し、以下のような監視を行うことを指します。
- ファイル・ディレクトリの有無
- ファイル・ディレクトリの更新時間
- ファイル・ディレクトリのサイズ
- ディレクトリ内に存在するファイル名やファイル数
また、装置や監視対象アプリケーションで「いつ、どこで、何が起きたか」あるいは「いつ、誰が、何をしたか」を把握するため、テキストログを監視することもあります。これを「ログ監視」と言います。
ログ監視とは、そのログファイルに特定のテキストが記録されたことを確認し、把握することです。問題に発展しやすいログをリアルタイムに監視できれば、問題の未然防止につなげることができます。
ファイル・ディレクトリを監視するメリット
システムやアプリケーションが稼働するサーバーは常に限られたリソースの中で稼働しています。アプリケーションやシステムが自動的、または定期的に出力するファイルやディレクトリを監視し、ディスク使用率の予期しない急激な増加や、ストレージ・サーバー内のファイルとディレクトリの急増を即座に検出できます。
また、システムの安全稼働のため、大事なファイルが意図せず変更されてしまうことを防ぐことが重要です。アプリケーションやシステムの出力ファイルの更新を監視することで、意図しない書き換えを検知し、システムの整合性維持に役立ちます。
しかし、サーバー内に存在する無数のファイルやフォルダーを人力で監視するのは現実的ではありません。そのため、多くの管理者がファイルやフォルダーの監視をツールで自動化しています。
※セキュリティ監査が目的でログ監視をされる方は、 ログ管理に関連するSIEMについても書いているこちらもご参照ください。
ファイル・ディレクトリ監視やログ監視を簡単に自動化するツール
ManageEngineが提供するApplications Managerもファイルの監視、ログ監視を自動化するツールのひとつです。Applications Managerは、重要なシステムやアプリケーションが稼働するWindowsサーバーやLinuxサーバーの、ファイルやディレクトリ・フォルダーの監視を、エージェントレスで自動化します。
無料で使えます[機能・監視数 無制限]
悪意のある、あるいは不注意によるファイルやフォルダーの変更・更新や削除、移動などを迅速に把握できます。また、ファイルやフォルダーのサイズの変化を可視化し、リソースを計画的に管理できます。
ファイル内に意図しない変更や、問題のあるログを発見した場合は、画面表示やメール、トラップ送信などでお知らせするほか、サービスやサーバーの再起動、カスタムスクリプトの実行、スレッドダンプやヒープダンプの即時取得などの自動化も可能です。
詳細な機能紹介はファイル/ディレクトリ監視のページをご参照ください。
ファイル/ディレクトリ監視の詳細情報
- ファイル/ディレクトリ監視
ファイル/ディレクトリ監視機能のより詳しい紹介ページです。 - ファイル/ディレクトリ監視 ユーザーガイド
ファイル/ディレクトリ監視のご利用方法やソフトウェア上での操作方法を紹介しています。 - スタートアップガイド
製品の導入手順から設定方法までの詳細ガイドです。
関連機能
- Windows監視
Windowsサーバー、Windowsクライアントの監視機能を紹介します。 - Linux監視
Linuxサーバー、Linuxクライアントの監視機能を紹介します。 - Java Webトランザクション監視
Javaアプリケーションのトランザクションを監視する機能を紹介します。