パスワードポリシー


ユーザー管理のパスワードポリシー

この設定では、Firewall Analyzerのユーザーアカウント作成時のパスワード長やログイン時の試行回数など、ログインパスワードに関するポリシーを設定します。
※ローカル認証でユーザーを対象にポリシーが適用されます。


各パラメーターについて

[パスワードポリシー]設定では、以下の各パラメーターを設定できます。

設定項目 説明
最短パスワード長 設定可能な最短パスワードの長さ
デフォルト:5
パスワードの履歴を記録する パスワードを変更時に、過去数回の同パスワードは使用不可になる。
パスワードの複雑さ パスワードの複雑性を設定
簡単:最短パスワード長~最大25文字
複雑:最短パスワード長~最大25文字、大文字1、小文字1、特殊文字1が必要
パスワードとユーザー名は同一にはできません ユーザー名、パスワードを同一にしない場合、有効
パスワードを忘れた場合 ログイン画面で、[パスワードを忘れた場合]オプションを表示/非表示します。
ユーザーアカウントのロックアウトポリシー 複数回ログインに失敗した場合のロック設定
ログイン失敗の最大試行回数 ロックアウトポリシーを有効にした際の最大試行回数(デフォルト5回)
ロックアウト期間 ロックアウトポリシーを有効にした際のロック時間(デフォルト2分)

セキュリティ向上の観点より、ビルド12.5.476以降のパスワードポリシー設定から[パスワードの複雑さ]オプションが除外されました。

ビルド12.5.476以前の環境で[パスワードの複雑さ]-[簡単]を選択したままビルド12.5.476以降にアップグレードした場合、
[複雑]に該当するパスワードに更新するよう、以下のメッセージが表示されます。
その場合、上記表のパスワード[複雑]の条件を確認の上、パスワードを更新してください。

ビルド12.5.476以前の環境で、既に[複雑]を選択している場合には、アップグレード後の変更は必要ありません。


参考:ビルド12.5.334以下のパスワードポリシー設定画面