FWAレポート
概要
Firewall Analyzerでは、ファイアウォールから受信したsyslogを解析し、製品に実装されている各種レポートタイプごとに解析データを可視化します。
本ページでは、FWAレポートで参照できるレポートタイプ名と実行できる操作について記載します。
FWAレポートタイプ一覧
[FWAレポート]には、以下のレポートタイプが実装されております。
詳細は各レポートタイプのページをご参照ください。
レポートタイプ | 概要 |
---|---|
トラフィックレポート | ファイアウォールを通過(permit/accept)した送受信トラフィック量に基づいた帯域使用率を表示します。 |
プロトコル使用レポート | ファイアウォールを通過(permit/accept)してトラフィックを生成しているプロトコルグループの帯域幅使用率を表示します。 |
Web使用レポート | ファイアウォールを通過(permit/accept)してトラフィックを生成しているプロトコルグループの内、Webプロトコルグループに特化した帯域幅使用率を表示します。 |
メール使用レポート | ファイアウォールを通過(permit/accept)してトラフィックを生成しているプロトコルグループの内、メールプロトコルグループに特化した帯域幅使用率を表示します。 |
FTP使用レポート | ファイアウォールを通過(permit/accept)してトラフィックを生成しているプロトコルグループの内、ファイル転送プロトコルグループに特化した帯域幅使用率を表示します。 |
Telnet使用レポート | ファイアウォールを通過(permit/accept)してトラフィックを生成しているプロトコルグループの内、Telnetプロトコルグループに特化した帯域幅使用率を表示します。 |
ストリーミング・チャットサイトレポート | ファイアウォールを通過(permit/accept)してトラフィックを生成しているプロトコルグループの内、ストリーミングとチャットサイト通信に関する帯域幅使用率を表示します。 事前にイントラネット設定を行う必要があります。 |
イベント概要レポート | ファイアウォールが生成したイベント(重要度)の概要を表示します。 |
ファイアウォールルールレポート | 使用頻度の高いルールや使用されていないルール情報を表示します。 |
受信・送信トラフィックレポート | インバウンドトラフィック(LANに流入するトラフィック)とアウトバウンドトラフィック(LANから出ていくトラフィック)を分離している場合のトラフィック状況を表示します。 事前にイントラネット設定を行う必要があります。 |
イントラネットレポート | 内部ホスト(LAN内部のホスト)からファイアウォールを通過したトラフィック情報を表示します。 事前にイントラネット設定を行う必要があります。 |
インターネットレポート | 外部ホスト(LAN外部のホスト)からファイアウォールを通過したトラフィック情報を表示します。 事前にイントラネット設定を行う必要があります。 |
セキュリティレポート | ファイアウォールに設定されているルールによって拒否された通信を表示します。 |
ウイルスレポート | ウイルスに関する通信に特化してログ情報を表示します。 |
攻撃レポート | 攻撃に関する通信に特化してログ情報を表示します。 |
Spamレポート | Spamに関する通信に特化してログ情報を表示します。 |
プロトコルトレンドレポート | 各プロトコルグループごとに、使用状況のトレンドを時系列で表示します。 |
トラフィックトレンドレポート | 通信量のトレンドを時系列で表示します。 |
イベントトレンドレポート | イベント数のトレンドを時系列で表示します。 |
管理者レポート | ファイアウォールのログイン、ログオフ、ログイン拒否に関連するレポートを表示します。 |
URLレポート | syslogに含まれるURLのカテゴリを取得し、カテゴリ単位で、許可、拒否状況を表示します。 |
FWAレポートの操作について
FWAレポート上で実行できる操作は、以下です。
以下、トラフィックレポート例
- 出力日時の変更
- フィルター(送信元や宛先、プロトコルなどFWAレポートで表示するデータをフィルターします)
※フィルターアイコンは、[装置名]で特定の装置を選択した場合に表示されます。[すべての装置]が選択されている状態では表示されません。 - レポート全体のPDF、XLS、CSVファイル出力、メール送信
- スケジュール設定
※フィルターを指定した状態でスケジュール設定した場合、指定したフィルターは適用されません。[レポート]→[カスタムレポート]の編集からフィルター設定の追加をお願いします。 - DNSによる名前解決(インストールサーバーからアクセス可能なDNSサーバーにDNS解決を行います)
- レポート内のウィジェット単位のPDF、XLS、CSVファイル出力、メール送信
- 通信の詳細確認(ドリルダウン)