SonicWallファイアウォールの設定

以下の各セクションをご確認ください。


syslogを使用してライブレポートを取得

「デフォルトのsyslog形式」をSonicWallファイアウォールで有効化し、syslogからライブレポートを取得します。


ログストリームの送信設定

  1. SonicWallファイアウォールのWeb管理コンソールにログイン
  2. 左側のメニューから[Log]をクリック
  3. [Log Settings]タブを選択
  4. [Syslog Server]のテキストボックスに、Firewall AnalyzerのインストールサーバーのIPアドレスを入力
  5. [Update]をクリック

ロギングレベルの設定

  1. SonicWallファイアウォールのWeb管理コンソールにログイン
  2. 左側のメニューから[Log]をクリック
  3. [View]タブを選択
  4. Logging Level[Informational]を選択
  5. [Update]をクリック

アクセスルールを作成した際は、「Enable Logging」がチェックされていることを確認してください。


「拡張IPFIX」フロー情報の取得

Firewall Analyzerでは、SonicWallファイアウォールからのIPFIXフローの収集をサポートしています。このフローサポートは、SonicOSバージョン5.8以降で使用可能です。

syslogが既にSonicWallファイアウォールから転送されている状態でIPFIXを設定する場合、SonicWallは、LANのIPアドレスを装置名としてFirewall Analyzerに新規装置として追加されます。

拡張IPFIXの設定手順

拡張IPFIXフローの設定は以下の手順で実施します。

  1. [Send AppFlow and Real-Time Data To EXTERNAL Collector]を選択
    外部のフローコレクターへのフロー転送を有効化します。
  2. [Report to EXTERNAL flow collector]オプションが選択されている場合、ドロップダウンのリストから、外部フローレポートタイプとして[IPFIX with extensions]を選択
    次に、Firewall AnalyzerのインストールサーバーのIPアドレスを入力
  3. コレクターまでVPNトンネルを使用する場合、[Source IP to Use for Collector on a VPN Tunnel]でVPNトンネルの送信元IPアドレスを入力
  4. コレクターのUDPポート番号を入力(Firewall Analyzerのsyslogサーバー用ポート番号)
  5. チェックボックスから、定期的にテンプレートを送信するオプションを有効化
    有効化した後、最上部のツールバーから全てのテンプレートを生成できます。
  6. チェックボックスから、定期的にスタティックフローを送信するオプションを有効化
    有効化した後、最上部のツールバーからスタティックフローを生成できます。
    sonicwall-receive-staticflow-ipfix
  7. ドロップダウンから、ダイナミックフローを受信するテーブルを選択
    sonicwall-receive-dynamicflow-ipfix
  8. ドロップダウンから、フローとして生成するレポートの項目を選択
    sonicwall-additional-reports-ipfix

アクセスルールを作成、編集する際、「Enable Flow Reporting」がチェックされていることを確認してください。


アプリケーションコントロールの有効化

アプリケーションコントロールの有効化

  1. SonicWallファイアウォールの管理ページにログインし[Manage]タブをクリック
  2. [Rules | Advanced Application Control]ページを開き、セクション[App Control Global Settings]から[Enable App Control]を選択
  3. [Accept]をクリックし、設定を保存

[Enable App Control Service]から各ゾーンごとにアプリケーションコントロールを有効化します。

ゾーンでのアプリケーションコントロールの有効化

  1. [Manage | Network | Zones]を表示
  2. App Controlを有効化するゾーン下で[configure]ボタンをクリック
  3. [Enable App Control Service]をチェック
  4. [OK]をクリックし保存
       概要