Microsoft ISA Serverの設定

Firewall Analyzerでは、以下をサポートしています。

Microsoft Internet Security and Acceleration (ISA) Server 2000、2004、2006

Firewall Analyzerでの、ISAサポート対象ログ形式:
Firewall Analyzerは、パケットフィルター、ISA Serverのファイアウォールサービス、ISA ServerのWebプロキシサービスに対して、W3C拡張ログファイルフォーマットをサポートしています。
ISA Serverのファイルログ形式は、ISA ServerのWebプロキシサービスでのみサポートされています。


Microsoft ISA Serverの設定

  1. 「ISA Management」コンソールを表示
  2. 左側のコンソールツリーから[Monitoring Configuration]を選択し、さらに[Logs]フォルダーを選択
  3. 各コンポーネント(パケットフィルター、ISA Serverファイアウォールサービス、ISA Server Webプロキシサービス)で右クリックし、[Properties]より、ログフォーマット[W3C extended log file format]を設定

ISA Serverを設定後、Firewall Analyzerのインポート機能でログをインポートします。
※ローカルホストから、ログファイルのインストールをスケジュールできます。
※ISAログフォルダーを共有し、Firewall Analyzerのインストールサーバーのネットワークドライブにマッピングする場合、アクセス許可をご確認ください。
※ISA Serverのログを定期的にインポートする場合、「リモートホスト」のFTPを使用することもできます。
※Firewall Analyzerは、動的に変更するファイル名にも対応します。
インポート機能の、[動的にファイル名を変更する]オプションより、ファイル名の変更パターンを設定してください。


Microsoft ISA Server2004、2006の設定

デフォルトで、Microsoft ISA Server2004、2006では、MSDEデータベース(Microsoft SQL Desktop Engine)にログファイルを保存します。


ISA Management Console 2004、2006におけるログファイル配置オプション

ログファイルの形式を、MSDEからW3Cに切り替えるには以下を手順を実施します。

  1. 「ISA Management」コンソールを表示
  2. 左側のパネルで[Monitoring]を選択
  3. 中央のパネルで[Logging]タブを選択
  4. 右側のパネルで[Tasks]タブを選択

ファイアウォールとWebプロキシでログファイルの形式を変更する必要があります。
[Configure Firewall Logging]と[Configure Web Proxy Logging]より、以下の設定を実施します。

  1. [File]オプションを選択
  2. ドロップダウンより[W3C extended log file format]を選択
  3. [Enable logging for this service]オプションを有効化
  4. ログファイルの場所を変更する場合には、[Options]より、ログファイルのパス、ログファイルの圧縮、削除を設定
  5. [Fields]タブを選択し、必要なフィールドが有効化されていることを確認
必要なフィールド
ファイアウォールのログ ファイル Webプロキシのログ ファイル
  • Log Date
  • Log Time
  • Transport
  • Client IP and port
  • Destination IP and port
  • Action
  • Protocol
  • Bytes sent
  • Bytes sent Delta
  • Bytes recevied
  • Bytes recevied Delta
  • Client Username
  • Client Agent
  • Client IP
  • Client Username
  • Client Agent
  • Log Date
  • Log Time
  • Bytes Recevied
  • Bytes Sent
  • Protocol
  • URL
  • Object source
  • HTTP Status Code

ProxyInspectorは、ログファイルへのアクセスがSQLデータベースへのアクセスよりも高速であるため、ログファイルでのみ動作します([Database | Move data from ISA 2004 & 2006 MSDE databases]を使用して、既存のMSDEデータベースからデータをインポートできます)。
ProxyInspectorは、W3CとISAネイティブログファイルの形式をサポートしています。推奨はW3Cです。

       概要