データベースバックアップ
Firewall AnalyzerにバンドルされているPostgreSQLを対象に、
製品が稼働している状態で、データベースに保存されているデータを定期的にバックアップします。
ビルドアップグレード時のバックアップは、インストールフォルダー全体のバックアップを実施してください。
設定手順
- [設定]→[一般設定]→[データベースバックアップ]を表示
- [スケジュールバックアップの有効化]にチェック
- 以下の各項目を入力
- フルバックアップをスケジュールする時間の選択
月次または週次でスケジュールを選択し、バックアップを実行する日にち/曜日、時間を設定します。 - バックアップディレクトリ
バックアップしたファイルを保存するディレクトリパスを指定します。 - データベースバックアップファイルのパスワード
バックアップファイル保護のため、5文字以上のパスワードを設定します。 - パスワードのヒント
設定したパスワードを忘れた際のヒントとなる言葉を入力します。 - 保存するファイル数
保存する最新のファイル数を選択します。
「2」を選択すると、直近2回のバックアップファイルを保存します。 - 通知
データベースバックアップ失敗時に通知を受け取る場合にチェックを入れます。
メールサーバー設定で設定しているメールアドレスに通知されます。
- フルバックアップをスケジュールする時間の選択
- [保存]をクリック
- 画面右上の[レポート]から、データベースバックアップの実行履歴(バックアップの成功/失敗、原因、開始時刻、所要時間)を確認できます。
PDFまたはExcelでレポート内容を出力することができます。 - [バックアップディレクトリ]に指定するディレクトリのディスクの空き容量は、「インストールディレクトリ/pgsql/data + 10GB」以上を目安に確保することを推奨します。
リストア手順
取得したバックアップデータを使用してリストアを行います。
- コマンドプロンプト/ターミナルを管理者権限で表示
- Firewall Analyzerを停止
- インストールディレクトリ/bin/backup/に移動
- RestoreDB.bat(Windows)/RestoreDB.sh(Linux)を実行し、リストアを開始
バックアップしたファイルを指定してください。
例「./RestoreDB.sh /opt/ManageEngine/OpManager/backup/FullBackup_20240805172500.ezip」
バックアップ対象のデータ
本機能のバックアップの対象となるデータは次の表を参照してください。
機能 | バックアップ対象データ |
---|---|
ダッシュボード | [ダッシュボード]タブ配下のすべてのデータがバックアップ対象となります。 |
インベントリ | [インベントリ]タブ配下のすべてのデータがバックアップ対象となります。 |
アラート | [アラート]タブ配下のすべてのデータがバックアップ対象となります。 |
レポート | [レポート]タブ配下のすべてのデータがバックアップ対象となります。
[カスタムレポート]→[レポートプロファイル名]クリック後の「前回作成したレポート」はバックアップ対象外であり、リストア後には「なし」と表示されます。 |
ルール管理 | [ルール管理]タブ配下でバックアップ対象となるデータは次のとおりです。
[最適化]配下の[ルールの提案]、[オブジェクト使用]、[重複オブジェクト]配下のデータはバックアップ対象に含まれません。 |
コンプライアンス | [コンプライアンス]タブ配下でバックアップ対象となるデータは次のとおりです。
|
検索 | [検索]タブ配下でバックアップ対象となるデータは次のとおりです。
|
設定 | [設定]タブ配下のすべてのデータがバックアップの対象となります。 |