Stonesoftファイアウォールの設定

Firewall Analyzerでは、以下のバージョンをサポートしています。

バージョン5.5

Stonesoftファイアウォールの設定手順

以下の手順で、Firewall Analyzerのインストールサーバーにログを転送します。

  1. Stonesoftのログサーバーのサービスを停止
  2. Stonesoftのインストールディレクトリで[LogServerConfiguration.txt」ファイルを表示
  3. 以下の属性を確認
    SYSLOG_EXPORT_FORMAT:CEFを設定
    SYSLOG_PORT:デフォルトの514ポート(UDP)
    SYSLOG_SERVER_ADDRESS:Firewall AnalyzerのインストールサーバーのIPアドレス

アクセスルールのロギングの有効化

  1. Stonesoftのログサーバーのサービスを開始
  2. StonesoftのWeb管理インターフェースにログイン
  3. ルールの[Log Accounting Information]を有効化
  4. [IPV4]タブに移動し、アクセスルールを編集
  5. Loggingのセルをダブルクリック
  6. 表示されたロギングのダイアログ画面で、必要なオプションを設定
    Connection Closing
    ・No Log:
    コネクションが終了するときにログエントリは作成されません。

    ・Normal Log:
    コネクションの開始、終了両方のログが記録されますが、トラフィック量に関する情報は収集されません。

    ・Log Accounting Information:
    コネクションの開始、終了両方のログが記録され、トラフィック量に関する情報も収集されます。アラートを発報するルールに対しては使用できません。トラフィック量をベースとしたレポートを生成する場合、すべてのルール対してこのオプションを選択する必要があります。

IPSロギングの有効化設定

[SYSLOG_EXPORT_IPS]の属性をYESに変更します(デフォルトの設定はNO)。

SYSLOG_EXPORT_FW=YES
SYSLOG_EXPORT_IPS=NO

変更後、ログサーバーを再起動してください。


URLロギングの有効化設定

HTTPプロトコルでルールの[deep inspection]を有効化します。

  1. [Action Cell]で右クリックし、[Edit Options]を選択
  2. [Connection Tracking]タブ配下で、[Override Inspection Options Set With Continue Rules]と[Deep Inspection]を選択

StonesoftファイアウォールのURLロギングは、HTTPのパラメーターで設定されている[Logging of accessed URLs]でコントロールされています。
この設定を有効化することで、URLアクセスのロギングが行なわれます。

HTTP接続が、URLロギングが有効になっているルールに一致するもののDeep Inspectionは無効になっている場合、URLは[HTTP_URL-Logged]タイプのログエントリの[Information Message]フィールドに記録されます。

HTTP接続が、URLロギングが有効になっているルールに一致しDeep Inspectionが有効になっている場合、URLは[HTTP Request Host]と[HTTP Request URI]の2つのフィールドに記録されます。
1つ目にはアクセスホスト名(例として、www.example.com)、2つ目にはURI(例として、/something/here/page.php)が含まれます。
例の場合、アクセスしたアドレスは、「www.example.com/something/here/page.php」となります。

[Information Message]フィールドは、[INFO_MSG]フィールドとしてINFO_MSG設定にインポートする必要があります。
SYSLOG_CONF_FILE=${SG_ROOT_DIR}/data/fields/syslog_templates/default_syslog_conf.xml

<datatypeinfo>
<exportable_field_list>
<version> 1 </version>
<name>Export list - Default</name>
<fieldreflist>
...
<fieldref> INFO_MSG </fieldref>
...
</fieldreflist>
</exportable_field_list>
</datatypeinfo>

[HTTP Request Host]と[HTTP Request URI]フィールドは、Deep Inspectionで生成されるIPSログエントリのフィールドです。
これらはeScope設定のエクスポートフィールドとして設定されていませんが、「default_syslog_conf.xml」ファイルのエクスポート可能フィールドに追加することができます。

<fieldref> HTTP_REQUEST_HOST </fieldref>
<fieldref> HTTP_REQUEST_URI </fieldref>
       概要