Windows向けソフトウェアを100台に自動配布する方法
ビジネスの現場ではMicrosoft Officeを用いた資料作成やレポート作成、またメールクライアントとしてOutlookの利用やWeb会議にTeamsを使うなど、Microsoft Officeパッケージ(Word/Excel/PowerPointなど)が広く利用されています。Microsoft Officeの場合、機能アップデート(更新)が頻繁なためユーザー任せになりがちですが、ライセンスの更新やアップデートを放置してしまうとソフトの機能が一部制限され業務に支障をきたす場合があります。
またサードパーティ製ソフトウェアも仕事でよく利用されていますが、データ侵害の入り口として狙われる事例が増えています。そのためサードパーティ製ソフトウェアについても適切なアップデートあるいはアンインストールを、ユーザー任せにせずIT管理者が一括して管理していく必要があります。
このようなWindows向けソフトウェアのアップデートやインストール、あるいはアンインストールなどを一括して管理・実行できるのがManageEngineが提供するEndpoint Centralです。ソフトウェア配布機能によって、社内PCのWindows向けソフトを一元管理でき、例えば100台のPCをまとめて一気に最新バージョンのソフトに更新することも可能です。
これらのソフトウェアのインストール/アップデート/アンインストールやIT資産管理を適切に行うことは、企業の脆弱性対策としても重要です。
おすすめページ:ソフトウェア資産管理(SAM)は何から始める?
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Endpoint CentralによるWindows向けソフトウェア自動配布
ManageEngineが提供するEndpoint Centralはソフトウェアの自動配布を簡単に実現するツールのひとつです。Endpoint Centralのソフトウェア配布機能では、サーバーから安全に管理対象コンピューターへのインストール、アップデート、アンインストールを実行できます。もちろんサイレントインストールや、一括インストール/アンインストールにも対応しています。
Endpoint CentralのWindows向けソフトウェア配布機能で実現できることは次の通りです。
- MSI/MSP/EXE/APPX/MSIEXEC/MSU 形式に対応した「ソフトウェアパッケージ」を作成し、パッケージ単位でインストール/アンインストール
- 既定のテンプレートを利用して数クリックだけでパッケージを作成し、パッケージ単位でインストール/アンインストール
- 新バージョンのリリースに応じてパッケージに含まれるインストーラーを自動更新
- インストール/アンインストールの前後に、ソフトウェアのバージョンチェックやスクリプト実行などのアクションを自動実行
- 特定のユーザーに対してのみソフトウェアをインストール/アンインストール
- 管理者権限のないユーザーに対して、特定のソフトウェアのインストーラー実行を許可(セルフサービスポータル)
- 配布スケジュールを設定して特定の曜日/時間帯にソフトウェアをインストール/アンインストール
- インベントリ管理機能のソフトウェア計測機能、ライセンス管理機能と連携し、インストール済みソフトウェアを簡単に確認
Endpoint CentralのWindows向けソフトウェア配布機能は、ソフトウェア/アプリケーションのリモート配布をサポートし、IT管理者の工数削減や生産性の向上をサポートします。
あらかじめ設定した時間に配布を自動実行できます。さらに配布の対象をユーザーやコンピューターだけでなく OU、ドメイン、サイト、カスタムグループなどに設定できるため柔軟な指定が可能です。
Microsoft Officeのアップデートを社員が一斉に行うと、ネットワークに負荷をかけてしまいます。Endpoint Centralでは、部署などのグループに分け、IT管理者がアップデートの制御・自動配布を行うことで、業務への影響を極力避けた確実な配布が可能です。ユーザーの業務時間に配慮した配布ができ、かつIT管理者の負担を最小にして実現できます。
ソフトウェアリポジトリの作成
ここからはソフトウェア配布に便利な機能をご紹介します。ソフトウェアリポジトリとは、配布に使用するソフトウェアパッケージを保存するために使用されるフォルダーです。Endpoint Centralに追加されたソフトウェアパッケージには、インストールファイルのロケーションと、インストールおよびアンインストールコマンドが含まれます。ソフトウェアをパッケージとして作成しておくことで、何度でもソフトウェアを簡単に配布できます。
配布前のアクション
Endpoint Centralは、効率的かつ正確にソフトウェア配布を実現するために、ソフトウェアのインストール/アンインストール前に様々な動作をさせるオプションを提供しています。例えば既にインストールされているソフトウェアバージョンのチェック、ディスク空き領域の確認、スクリプトの実行、レジストリ設定などが含まれます。これは任意のオプションです。
ソフトウェア配布のスケジュール設定
Endpoint Centralでは、ソフトウェア配布をスケジュール設定することができます。スケジュールを業務時間外に設定してソフトウェアを配布することで、ユーザー/コンピューターが配布の影響を受けないよう配慮できるため非常に有用です。業務時間外であれば、ネットワークトラフィックへの影響も最小限です。
ソフトウェアインストールステータスの可視化
Endpoint Centralはソフトウェアをユーザーの端末にインストールするだけではなく、インストールのステータスを管理者に通知し、すべてのシステムでインストールが正常に行われているかどうか確認できます。インストールステータスはEndpoint Centralを通じて確認できます。
MSIとEXEベースのソフトウェアのアンインストール
Windowsソフトウェアのインストールに加えて、Endpoint Centralによりインストールソフトウェアをアンインストールする機能も提供しています。インストールソフトウェアの詳細は設定ごとに保持されます。管理者は該当の設定を開き、詳細の編集やインストールソフトウェアをアンインストールできます。
テンプレートでソフトウェアを展開
ソフトウェア配布のテンプレート機能では、パッケージを自動作成できます。この機能では、各ベンダーのWebサイトからバイナリをダウンロードし、パッケージを自動作成します。テンプレートからパッケージを作成し、手軽に対象のコンピューターに展開することができます。
おすすめページ:コンプラ違反防止に有効! ソフトウェアライセンス管理
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