ソフトウェア測定

業務用アプリケーション使用量の追跡

ソフトウェア測定（ソフトウェア使用頻度の追跡）は、ITコストの削減を目指す企業の注目を集めつつあります。ITコストの削減を目指す管理者は、不要なライセンス更新のの支出を懸念しています。ソフトウェア測定には、ソフトウェア使用統計の分析が含まれ、管理者が不要なライセンスの更新に対する余剰コストを削減するのに役立ちます。Endpoint Centralのソフトウェア測定機能は、ソフトウェア使用頻度を測定して、ソフトウェアライセンス更新の必要性の有無を判断し、ITコストを削減するのに役立ちます。

ネットワーク内のソフトウェア使用状況の特定

Endpoint Centralのエージェントは、管理対象のコンピューターから様々なソフトウェア資産の詳細を抽出します。ソフトウェアの使用頻度などの情報が、定期的にEndpoint Centralのサーバーに送信されます。コンピューターにおける特定のソフトウェアの使用レベルに基づいて、管理者は、ネットワーク内におけるソフトウェアの使用/不使用について完全に把握することができます。また、ソフトウェア測定を定常的に実施することによって、ルーチンコンプライアンス問題を回避するのにも役立ちます。

ソフトウェア測定エンジン

Windows OSから取得した使用頻度などのソフトウェア使用情報を表示することに加えて、独自のソフトウェア測定エンジンも搭載しています。管理者は、使用を追跡するすべてのソフトウェアのソフトウェア測定ルールを定義することができるようになります。収集された情報は以下のような形式のレポートで照合されます

• ソフトウェア使用状況規則概要
• 測定ソフトウェアの利用コンピューター
• 測定ソフトウェアの利用ユーザー

ソフトウェア使用状況規則概要

このレポートは特定のソフトウェア測定のために追加されたルールに基づいて生成されます。検出数、使用数、使用期間などの詳細を参照することができます。

測定ソフトウェアの利用コンピューター

各コンピューターの特定ソフトウェアの使用数や使用期間などのソフトウェア使用詳細を表示します。一定期間中の各コンピューターのレポートを表示することもできます。管理者は本レポートを参照しながら各コンピューターで使用されているソフトウェアライセンスの保持や撤回を選択できます。

測定ソフトウェアの利用ユーザー

各ユーザーの特定ソフトウェアの使用数や使用期間などの使用詳細を表示します。このレポートは、ユーザーが複数のコンピューターにログインしているものの、そのユーザー固有のソフトウェア使用詳細を測定する際に役立ちます。そのような使用の詳細を測定することで、管理者は、本レポートを参照しながらユーザー固有のソフトウェアライセンスの保持または撤回を選択できます。