パッチ配布を自動化する必要性
日々増加し続けるサイバー攻撃から企業のネットワークを保護するには、コンピューターを常に最新の状態に保ち、24時間体制でパッチを配布できる環境を構築する必要があります。そのためには、複数のOSとサードパーティ製品のアプリケーションに対応し、パッチ管理を効率的に実施できるパッチ自動配布ツールの導入を推奨します。
Desktop Centralのパッチ自動配布(APD)機能を使用すると、IT管理者は、ネットワーク上のコンピューターに欠落パッチを自動で配布できます。
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パッチ自動配布(APD)による4つのメリット
- パッチ配布によるコンピューターのセキュリティ強化が可能
- スキャンにより欠落パッチの検出が可能
- 指定した時間帯に承認済パッチの自動配布が可能
- コンピューターごとにパッチ適用履歴を表示可能
パッチ自動配布の流れ
- パッチデータベースにより最新の脆弱性情報/パッチ情報を収集
- リフレッシュサイクル時にEndpoint Centralエージェントがコンピューターをスキャン し、欠落パッチを検出
- パッチ自動配布機能によりパッチを自動配布
APDタスクの作成手順
APDタスクの作成手順は、次のナレッジをご確認ください。
FAQ
Endpoint Central ビルド10.0.192 以前において、「スキャンのスケジュール」設定を削除した場合、コンピューターのスキャンを実行できなくなりますか?
いいえ。スキャンは実行できます。APD機能によりすべてのスキャンタスクを自動化できます。パッチデータベースとの同期後、エージェントは次のリフレッシュサイクル時に自動的にコンピューターのスキャンを開始します。
ネットワーク上のすべてのコンピューターをスキャンすると、サーバーへ負荷がかかり、ネットワークトラフィックが増加しませんか?
いいえ。サーバーへ負荷をかけたり、ネットワークトラフィック増加した りすることはありません。APD機能では、スキャンデータの差分(前回のスキャンデータと今回のスキャンデータの差分)のみをサーバーにアップデートするため、サーバーに負荷がかかりません。また、Endpoint Centralエージェントは、リフレッシュサイクルのタイミングでスキャンを実行するので、ネットワークトラフィックの負荷を分散できます。
スキャン完了後に欠落パッチレポートを取得する方法を教えてください。
[スケジュールレポート]機能を利用してください。データベース同期から2時間後に、メール添付形式でレポート送信します。また、任意のタイミングでのレポート送信も可能です。
APDでインストールされたパッチレポートは、どこから参照できますか?
APDタスクの[パッチビュー]を開くと参照できます。
「Patch Tuesday」のパッチリリースから2週間後に遅らせてパッチをインストールしていますが、変更する必要がありますか?
特にありません。APDのオプションを使用すると、次の操作が実行できます。
- リリースから「x」日後のパッチ配布
- パッチテスト後の承認から「x」日後のパッチ配布
Endpoint Central ビルド10.0.192以前から、ビルド10.0.192 以降にアップデートした場合、APDタスクに移行しないと何か問題が生じますか?
移行には90日の猶予期間があります。90日後にはAPDタスクは削除されるので、APDタスクの移行は、90日以内の実施を推奨します。