ソフトウェアリポジトリとはソフトウェアパッケージを保存する場所のことを意味します。リポジトリによってソフトウェアパッケージの保存、メンテナンスバックアップを簡単に実施できます。
Endpoint Centralには2種類のリポジトリがあります。
- ネットワーク共有リポジトリ
- HTTPリポジトリ
ソフトウェアリポジトリの4つのメリット
- ソフトウェア管理を簡単にする ソフトウェアをグループ単位で管理し、配布を効率化します
- ソフトウェアの重複インストールを回避する 全ソフトウェアパッケージを1つの共有フォルダーに保存することで、同一パッケージがほ かのフォルダーに保存されるリスクを低減します
- セキュリティリスクを最小限にする 全ソフトウェアパッケージが保存されているフォルダーは「読み取り専用」であるため、セキュリティリスクを低減できます
- バックアップが容易にできる 全ソフトウェアパッケージが1つのフォルダーに保存されているため、フォルダーのバックアップが簡単です
ネットワーク共有リポジトリ
ネットワーク共有リポジトリは、ネットワーク上にある共有フォルダーをソフトウェアリポジトリとして設定し、ソフトウェアパッケージを保存できます。
リポジトリとして設定する際、すべての管理コンピューターからアクセスできる共有フォルダーを指定することを推奨します。
ネットワーク共有リポジトリを用いることで、ネットワーク上の全コンピューターに対して、ソフトウェアパッケージの配布を可能にします。
ネットワーク共有リポジトリの3つのメリット
- 1度ソフトウェアパッケージとして作成することで、何度でも再利用可能であるため、同一ソフトウェアの複製は不要
- パッケージを追加する際、リポジトリの情報を自動入力
- 実行ファイルはコンピューター内にコピーしないため、ネットワーク帯域の圧迫を防止可能
HTTPリポジトリ
HTTPリポジトリは、ソフトウェアの実行ファイルをアップロードし、ソフトウェアを保存できます。
HTTPを介してコンピューターへパッケージを配布したい時に使うことができ、必要となればHTTPリポジトリの保存場所を変更することも可能です。Endpoint Centralをインストールすると、Endpoint Centralのインストールディレクトリ内のフォルダーにHTTPリポジトリを自動生成できます。拠点の離れたコンピューターにソフトウェアのインストールにも対応しています。
HTTPリポジトリの2つのメリット
- ネットワーク共有リポジトリにアクセスできないコンピューターに対してソフトウェアパッケージをインストール可能
- HTTPリポジトリではアクセス権限を設定が不要
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