NetFlow Generatorは、Network Packet Sensor(パッケージインストーラー)に含まれる機能のひとつです。
ManageEngineが提供するNetFlow・sFlow対応フローコレクター「NetFlow Analyzer」と併せてご利用いただけます。
このページでは、Network Packet SensorおよびNetFlow Generatorについてご紹介します。

Network Packet Sensor

Network Packet SensorはDPI(有償オプション)、NetFlow Generator(インターフェースライセンス消費)、そしてNetSpeed Tracker(無料)、3つの機能をインストールサーバーに付与するパッケージインストーラーです。
Network Packet Sensorでは上記の任意機能を有効化いただけます。
※DPI/NetFlow Generator/NetSpeed Trackerのうちいずれか1つ、いずれか2つ、もしくは全機能を有効化可能

詳細については、NetFlow Analyzerのヘルプドキュメントをご覧ください。

NetFlow Genarator機能

NetFlow Generatorとは、フロープロトコル対応機器がないネットワーク環境でも、フロー監視と同等のトラフィック監視を可能にする、NetFlow Analyzerの無料オプション機能です。
フロープロトコル非対応の機器でミラーリングされた生パケットを受信し、フローフォーマットデータに変換します。
NetFlow Analzyerではそのフローデータを受信し、フロープロトコル対応環境で実施するフロー監視と同等のトラフィック監視を可能にします。
またフロー監視のためにネットワーク機器を新調する必要がないため、コストの面でも手軽にフロー監視を始められます。

→フローによるトラフィック監視とは

仕組み

約3つの手順で、NetFlow Generatorは詳細なトラフィック解析を実現します。

  1. ポートミラーリング技術により、ネットワーク機器を通過する生パケットを同一ネットワーク機器の1つのポートに転送します。上記の画像では、フロー非対応のネットワーク機器を通過するパケットを、緑色のポートにミラーリングを行い、転送しています。そして、そのポートからNetFlow Generatorにパケットを送付します。
  2. NetFlow Generatorは、フロー非対応のネットワーク機器から受け取ったパケットをフローデータのフォーマットへ変換します。その後、フローデータの解析ツールであるNetFlow Analyzerへフローデータを送付します。
  3. NetFlow Analyzerでは、NetFlow Generatorから受け取ったフローデータを可視化します。これにより、フロープロトコル非対応機器をNetFlow Analyzerで監視することが可能です。

ご利用に際する留意事項

  • NetFlow Generatorのご利用手順はこちらをご覧ください
  • NetFlow GeneratorはNetFlow Analyzerとの併用でのみ利用可能です。
  • NetFlow GeneratorとNetFlow Analyzerは、それぞれ別サーバーへのインストールが必要です。
  • NetFlow Generatorは、NetFlow Analyzerの製品画面、もしくはヘルプページからダウンロードが可能です。
  • NetFlow Generatorを介したトラフィック監視を行う場合、トラフィックの情報はすべて「IN情報」としてまとめられます。
  • NetFlow Generatorは、フロー非対応機器での利用を前提としています。

NetFlow・sFlow非対応環境でもトラフィック可視化を手軽に実現!

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