フリーのトラフィック監視ソフトとは
トラフィック監視ソフトとは、ネットワーク上でやり取りされる通信の監視・解析を自動で行うソフトのことです。パケットや通信ログの解析を365日手動で行うのは困難なため、多くの管理者が活用しています。フリーのトラフィック監視ソフトは、導入から継続した利用まで基本的に無料であるソフト、または有償ソフトの無料版を指します。トラフィック監視の基本的な内容については、以下のページもご参照ください。
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フリーのトラフィック監視ソフトの留意点
フリーのトラフィック監視ソフトは費用をかけずにトラフィック監視を実現する手段として有効ですが、いくつか注意すべきこともあります。以下では、留意点を3つご紹介します。
1.利用できる機能の制限
利用できる機能の制限が設けられていることがあります。トラフィック監視機能以外にも、ユーザー数やログの保管期間など、さまざまな制限が考えられます。最低限のトラフィック監視を行いたい場合は問題ないかもしれませんが、どのような機能まで使えるか確認しましょう。
2.監視できる機器の数の制限
トラフィック監視の対象として登録できる機器の台数やインターフェース数に制限が設けられていることがあります。小規模なネットワークでトラフィック監視を行う場合は、十分である可能性もあります。あらかじめ監視できる機器の数やインターフェース数の上限を確認しましょう。
3.サポートにかかる費用
フリーの監視ソフトでは、一般にサポートは有料で提供されています。すでに同一ソフトを使用した経験が豊富で自信がある場合を除き、サポートに申し込むことも想定して事前にサポート費用も確認しましょう。
フリーのトラフィック監視ソフトの比較ポイント
フリーのトラフィック監視ソフトはさまざまなものが存在するので、比較検討することが重要です。以下では、選定で役立つ比較ポイントを3つご紹介します。
1.手軽に始めることができるか
トラフィック監視を手軽に始められるか、という点が重要です。インストールから各種設定や監視対象機器を登録する作業などを経て、監視を開始できるまでどれくらい時間がかかるか確認しましょう。また、日々の運用の工数を考えると、操作が簡単なソフトがおすすめです。
2.トラフィック量を見える化できるか
トラフィック監視において肝となるトラフィック量の見える化ができるか、という点も重要です。インターフェースごとのトラフィック量をグラフなどでわかりやすく把握できるのが理想です。ネットワーク帯域の利用状況の調査や、ネットワーク輻輳発生の迅速な把握に役立ちます。
3.トラフィックの内訳情報まで把握できるか
トラフィック総量だけでなく、トラフィックの内訳情報まで把握できるか、という点も注目すべきです。ネットワーク障害などのトラブルが発生した際に原因の通信をすばやく特定するためには、アプリケーション/プロトコル別やIPアドレス別のトラフィック量といった内訳情報まで見える化する必要があります。
ユースケースに応じたトラフィックの内訳情報の見える化の流れについては、以下のホワイトペーパーもご参照ください。
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