フォレンジクスレポート機能
ManageEngineのフロ―コレクタ―「NetFlow Analyzer」では、トラフィックに関するローデータから詳細なレポートを作成できる「フォレンジクスレポート機能」を提供しています。フォレンジクスレポート機能により、過去に遡って詳細なトラフィック可視化が、レポート上で可能になります。
フォレンジクスレポートで行うトラフィック可視化はツール上でも可能ですが、レポート化した上で会議で使用できたりと、顧客向けの打ち合わせの際などに有効です。
また、NetFlow Analyzerではローデータを保持できる期間が短いため、フォレンジクスポートの形でデータを残して置くことも可能です。
フォレンジクスレポートの設定画面
フォレンジクスレポートの設定画面は、どなたでも操作しやすいように、選択式で任意の条件を選択することでレポートを作成できる仕様になっています。
各選択項目では、以下の情報を入力していきます。
装置タイプ | どの種類の装置に関するデータをレポート化するか選択します |
装置選択 | 装置タイプで選択した対象の中で、レポート化する具体的な装置を指定します |
インターフェース選択 | 選択した装置の中で、どのインターフェースに関するデータをレポート化するか選択します |
条件定義 | どのような条件で、対象からデータをレポート化するか選択します。IPアドレスやアプリケーション、ポートなどから選択します |
From/To | レポート化するデータの期間を指定します |
レポート画面
上記の設定画面にて必要な情報を選択後、「レポート生成」のボタンをクリックすることで、以下のようなレポートが出力されます。
上部のタブを切り替えることで、トラフィックを可視化する視点を切り替えることができます。
メール送付やPDF出力にも対応
統合レポートを始めとしたManageEngine NetFlow Analyzerのレポート機能では、生成したレポートを任意のメールアドレスへ送付することができます。
また、PDFやCSVへの出力にも対応しています。
定期的に決まったレポートを決まった宛先へ送る場合は、レポートのスケジュール機能を使い、レポート生成からメールでの送付までを自動化することも可能です。