NetFlow AnalyzerのNCM（Network Configuration Manager）オプションの紹介

ネットワークコンフィグ管理をNCMオプションで効率化

NetFlow Analyzerで得られた詳細なトラフィック情報をもとに、NCMオプションでネットワークコンフィグの調整や最適化ができます。ネットワーク全体の状況を常に把握しながら設定変更などの作業を自動化することで、人的ミスを防ぎ、運用効率を改善できます。

NCMオプションは以下のことを実現します。

• コンフィグの変更管理
• コンフィグの自動バックアップと世代管理
• コンプライアンス監査
• QoSポリシーの作成と編集
• ファームウェア脆弱性の管理

コンフィグの変更管理

ネットワークコンフィグとはIPアドレス、ゲートウェイ、DNSサーバー、ルーティングといったネットワーク機器の設定のことです。コンフィグが変更されるたびに予期しない問題が発生する可能性があるため、変更による影響を事前に評価し、変更履歴を保存しておくことが重要です。NCMオプションを利用すると、コンフィグ変更の承認フローを簡単に導入できるほか、コンフィグを変更したユーザー、日時、変更内容といった履歴を保管し、意図しない変更があった際には通知を出すことも可能です。

コンフィグの自動バックアップと世代管理

コンフィグファイルは機器の故障などで破損してしまう可能性があるため、定期的なバックアップが不可欠です。NCMオプションを利用すると定期的に自動バックアップができるほか、新たなコンフィグの投入、および前の世代へのロールバックが可能です。

コンプライアンス監査

NCMオプションは、コンフィグに関する特定の基準を定義し、そのポリシーにネットワーク機器が準拠しているか確認するのに役立ちます。ポリシー違反を検知し、コンプライアンスレポートを出力することも可能です。

QoSポリシーの作成と編集

製品の画面上から、ネットワーク機器に現在設定されているQoSポリシーの確認と更新が可能です。これにより、効率的にネットワークパフォーマンスの最適化ができるようになります。

ファームウェア脆弱性の管理

ネットワーク機器のファームウェアの脆弱性を管理する機能です。管理している機器のOSバージョンに含まれる脆弱性情報を一覧で表示します。 サポート対象ベンダーについては、Network Configuration Managerのマニュアルをご参照ください。

NCMオプションの価格

NCMオプションの価格については、NetFlow Analyzerの価格ページをご覧ください。

関連ページ

• 「Network Configuration Manager」Webサイト

NCMオプションと同等の機能を持つ製品「Network Configuration Manager」の特長や機能を紹介しています。