Cisco IPSLA - WAN RTT監視機能
ManageEngineのフロ―コレクタ―「NetFlow Analyzer」で、Cisco IPSLAを監視することにより、WAN RTTを監視できます。IPSLAでは、テスト用のパケットをWAN越しの任意の宛先へ送付します。IPSLAは、そのテストパケットが戻ってくる際のパフォーマンスにより、WANのRTT(ランドトリップタイム)を計測します。
NetFlow Analyzerでは、このパフォーマンスに関するデータをGUI上で分かりやすくグラフ化します。
WAN RTT監視の概要画面
こちらの画面では、監視対象としている宛先毎にデータがレコード表示されます。
この画面では、以下のデータを一覧で参照することができます。
- 最大RTT
- 平均RTT
- 最小RTT
- 違反
- 可用性
- 次回ポーリング時間
監視対象としているそれぞれのレコードをクリックすることで、より詳細な可視化画面へ遷移します。
監視対象毎の詳細画面
この詳細画面では、WANのRTTに関するすべてのデータを参照することができます。レコード形式の一覧画面とは違い、データがグラフ表示されるため、RTTの推移を確認することができます。