Password Manager Pro 動作環境

特権ID管理ソフト

Password Manager Pro 動作環境

ハードウェア(最小構成)

CPUDual Core/Core 2 Duo以上
メモリー4GB 以上
ハードディスク製品は200MB以上
データベースの場合は10GB以上

注意:Password Manager Pro経由でパスワードを変更する場合には、Microsoft .NET frameworkおよびVisual Studio 2015 C ++再頒布可能パッケージをPassword Manager Proサーバーにインストールする必要があります。

サーバーサイジングの目安

リソース数やユーザー数ごとのサーバーサイジングの目安です。

リソース数/ユーザー数プロセッサメモリーハードディスク
小規模
(1000リソース/500ユーザー以下)
Dual Core/Core 2 Duo以上4 GB10 GB以上
中規模
(5000リソース/1000ユーザー以下)
Quad Core以上8 GB​20 GB以上
大規模
5000リソース/1000ユーザー以上
Octa Core以上16 GB​​​30 GB以上

オペレーティングシステム要件

ビルド12007~ビルド12450
オペレーティングシステム詳細
Windows

サポート対象は以下の通りです。
Windows Server 2016、2019、2022

※64bit版のみ対応しております。

Windows 10(64 bit)

※クライアントOSはテスト目的でのみ利用可能です。本番環境にはサーバーOSをご利用ください

Linux

サポート対象は以下の通りです。
Ubuntu 9.x以降、CentOS 4.4以降、Red Hat Linux 9.0、Red Hat Enterprise Linux 6.x,7.x,8.x,9.x

※またVM上にて稼働するLinux OSもサポート対象です。

※LinuxOSに本製品をインストールした場合、Windows OSのパスワード変更にはエージェントが必要です。

※RHEL7ではOS再起動時にPassword Manager Proが自動停止/起動しないため、手動で停止/起動する必要があります。

※64bit版のみ対応しております。

ビルド9401~ビルド12004
オペレーティングシステム詳細
Windows

サポート対象は以下の通りです。
Windows Server 2012、2012 R2、2016、2019

※64bit版のみ対応しております。

Windows 10(64 bit)、Windows 8(64 bit)
※クライアントOSはテスト目的でのみ利用可能です。本番環境にはサーバーOSをご利用ください

Linux

サポート対象は以下の通りです。
Ubuntu 9.x以降、CentOS 4.4以降、Red Hat Linux 9.0、Red Hat Enterprise Linux 5.x,6.x,7.x

※またVM上にて稼働するLinux OSもサポート対象です。

※LinuxOSに本製品をインストールした場合、Windows OSのパスワード変更にはエージェントが必要です。

※RHEL7ではOS再起動時にPassword Manager Proが自動停止/起動しないため、手動で停止/起動する必要があります。

※64bit版のみ対応しております。

ビルド8702~ビルド9101
オペレーティングシステム詳細
WindowsWindows Server 2008 32bit、2008 R2、2012、2012 R2、2016
Linux

Redhat Linux 5,6,7、CentOS5,6,7、SuSE Linux

※LinuxOSに本製品をインストールした場合、Windows OSのパスワード変更にはエージェントが必要です。

※RHEL7ではOS再起動時にPassword Manager Proが自動停止/起動しないため、手動で停止/起動する必要があります。

ビルド8402~ビルド8603
オペレーティングシステム詳細
WindowsWindows Server 2008 32bit、2008 R2、2012、2012 R2
LinuxRedhat Linux 5,6、CentOS5,6、SuSE Linux (*)LinuxOSに本製品をインストールした場合、Windows OSのパスワード変更にはエージェントが必要です。

※Password Manager Pro用にRDS CALを購入する必要はありません。

Webブラウザー要件

ビルド12121~ビルド12450
ブラウザー名
Microsoft Edge (Chromium版)
Firefox
Google Chrome
Safari
~ビルド12120
ブラウザー名
Microsoft Edge (Chromium版)
Firefox
Google Chrome

注:SSL証明書の適用を推奨します。ただし、デフォルトの自己署名証明書をご利用できます。
ご使用ブラウザーバージョンは最新バージョンを推奨しています。

サポート対象リソース

Password Manager Proで管理できるリソースの一覧については、 リソース種別の管理の「1.リソース種別のカテゴリー」を参照してください。
また、主要なリソースの機能対応表は以下の通りです。

リソースタイプパスワードリセット(注1)
サポート
自動ログオン
サポート
セッション記録
サポート
解説
AWS(Amazon) IAM----AWS SDKを使用しAWS IAMユーザーアカウントのパスワードリセットを行います。
NW機器SSHenableパスワードを使用しパスワードリセットを行います。対応機器に関しては、こちらをご覧ください。
File Store/Key Store/License Store------

様々なファイルをPassword Manager Proのレポジトリに、パスワードと共に安全に保管することができます。 ライセンスキー、証明書、文書などを保管する際には、以下のいずれかのリソース種別を選択してください。既定の設定では、PMPは以下のファイル保管をサポートします

 

証明書ストア(Key Store):秘密鍵/公開鍵、デジタル証明書、デジタル署名ファイルを保管します。

ライセンスキー ストア(License Store):様々なソフトウェアのライセンスキーを保管します。

ファイル ストア(File Store):様々なデジタルコンテンツ(文書、画像、実行ファイルなど)を保管します。

必要に応じ、新しいリソース種別を追加することができます。 上記のリソースは他のリソースと同じ方法で管理・共有されます。 取得の際、そのファイルへのリンクはローカル ディスクに保存されます。

Google Apps----Google Data APIを使用しユーザーアカウントのパスワードリセットを行います。
HP UNIX/IBM AIX/Mac/SolarisSSH特権IDを使用しパスワードリセットを行います。
LinuxSSH特権IDを使用しパスワードリセットを行います。 エージェントの利用も可能です。
IBM AS400SSH特権IDを使用しパスワードリセットを行います。
LDAP Server----LDAPサーバーのパスワード リセットを実行する場合、管理者権限が必要です。 従って、管理者アカウントを指定する必要があります。 Password Manager Proは Microsoft Active Directory, OpenLDAP, Oracle Internet Directory, Novell eDirectory のリモート パスワード リセットをサポートします。
Microsoft Azure----特権ID(管理者アカウント)を使用しパスワードリセットを行います。※Microsoft Azureリソースのパスワードリセットを実行する場合、Microsoft Azure管理者アカウントとMicrosoft AzureポータルのAzureエンタープライズアプリケーションの作成が必要です。
MS SQL ServerDBコンソール
※ビルド8402よりサポート
MS SQL ServerのパスワードリセットはJDBC経由で行います。
PostgreSQLDBコンソール
※ビルド8402よりサポート
PostgreSQL ServerのパスワードリセットはJDBC経由で行います。
MySQL ServerDBコンソール
※ビルド8402よりサポート
MySQLサーバーのパスワードリセットはJDBC経由で行います。
Oracle DB ServerDBコンソール
※ビルド8402よりサポート
特権IDを使用しパスワードリセットを行います。
Rackspace----Rackspace REST APIを使用しパスワードリセットを行います。
Salesforce----Salesforce APIを使用しユーザーアカウントのパスワードリセットを行います。
Sybase ASE----jConnect 6.0 JDBC driverを使用しパスワードのリセットを行います。 パスワードリセットを行うためには jConnect 6.0 JDBC driver が必須です。
VMware ESXiSSH特権ID(root権限)を使用しパスワードリセットを行います。
Web Site Accounts--ブラウザー拡張機能--パスワードリセットには対応していません。特権IDを共有する際にアカウントを登録します。
Windows/WindowsDomainRemote Desktop
VNC
特権ID(Administratorsグループ)を使用しパスワードリセットを行います(Linuxに本製品をインストールした場合には、エージェントが必要です)。 エージェントの利用も可能です。
 

(注1):Password Manager Proを使用しリモートからパスワードリセット(パスワードの変更)が可能です。パスワードをリセットする場合は、以下の2通りの方法があります。
■PMPエージェントをリモート装置に配置
※管理対象リソースがファイアウォール越しに存在する場合やアクセス制限がある場合は、エージェントを使用したパスワードのリセットが可能です。
■エージェントを使用せずアカウント/パスワードでリモートリソースへアクセスを行いパスワードをリセット
※エージェントを使用せずパスワード変更が可能なリソースの一覧については、リモートパスワード変更の「2.1 個々のリソース種別に対するパスワード変更設定」を参照してください。

注意事項

※VMwareやHyper-Vなどの仮想化環境上でも、上記対応OS上であれば運用可能ですが、性能に関しては、必ず、評価版を利用して製品性能を十分に検証して、お客様の性能要件を満足するかどうか確認してください。